文章構成は面白い…が、
ご本人の物語文ですね。
論文っぽくもなく。
2000年代初頭のお話感として立ち読み、ひとつの参考で充分。

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武道vs.物理学 (講談社+α新書) 新書 – 2007/12/21
保江 邦夫
(著)
武道の達人技を物理法則で完全解明する! 筋骨隆々の大男を、小柄な達人が瞬時に倒す・・・これまで謎だった武道の奥義を、初めて科学的に分析してみると、そこには意外な「からくり」が隠されていた!
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/12/21
- ISBN-104062724758
- ISBN-13978-4062724753
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/12/21)
- 発売日 : 2007/12/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4062724758
- ISBN-13 : 978-4062724753
- Amazon 売れ筋ランキング: - 453,465位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 564位講談社+α新書
- - 12,587位スポーツ (本)
- - 38,609位エンターテイメント (本)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2013年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「微弱感電と脳波のシンクロ」と言う項がありますが、解釈が非医学的です。
1:まずは、小脳の脳波を記録されていますが、人間の脳波学において、小脳の電気活動のコンセンサスを得られた医学的な解釈はまだ存在しません。そもそも、後頭蓋窩に覆われた小脳の電気活動は、体表上からは有用な脳波としては記録できず、通常の脳波記録装置では小脳はカバーしていません。
2:また、筋電図と脳波が同調して変化しているのは、脳波(μV単位)に筋電図(mV単位)がノイズとして混入してしまっているからです。脳波は安静時の記録でないと、心電図や眼電図、体動による筋電図などが容易に混入するため、運動時の脳波を正確に記録するには頭蓋内電極を使用する必要があります。
3:さらに、「究極奥義時に筋電図が変化した」とありますが、ただのドリフトです。相手の筋電が感電しているわけではありません。「神経活動の電気を帯電させ、相手の筋電位に影響を与える」など、もはや疑似科学です・・・。脳科学者さんは医学や電気生理学は学んでいないのでしょうかね??
4:「前頭葉と小脳の無意識的な同調」に関しては、武道(に限らず)の極意として、共感できたのですが・・・。
この著者は、物理学者としては一流なのかどうかが、非常に懸念されます。
1:まずは、小脳の脳波を記録されていますが、人間の脳波学において、小脳の電気活動のコンセンサスを得られた医学的な解釈はまだ存在しません。そもそも、後頭蓋窩に覆われた小脳の電気活動は、体表上からは有用な脳波としては記録できず、通常の脳波記録装置では小脳はカバーしていません。
2:また、筋電図と脳波が同調して変化しているのは、脳波(μV単位)に筋電図(mV単位)がノイズとして混入してしまっているからです。脳波は安静時の記録でないと、心電図や眼電図、体動による筋電図などが容易に混入するため、運動時の脳波を正確に記録するには頭蓋内電極を使用する必要があります。
3:さらに、「究極奥義時に筋電図が変化した」とありますが、ただのドリフトです。相手の筋電が感電しているわけではありません。「神経活動の電気を帯電させ、相手の筋電位に影響を与える」など、もはや疑似科学です・・・。脳科学者さんは医学や電気生理学は学んでいないのでしょうかね??
4:「前頭葉と小脳の無意識的な同調」に関しては、武道(に限らず)の極意として、共感できたのですが・・・。
この著者は、物理学者としては一流なのかどうかが、非常に懸念されます。
2009年1月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お金を出して(Amazon.co.jpで)購入し、時間をかけて読んだ。
むなしさだけが残った。
「武道vs.物理学」というタイトルと「最終奥義」という言葉に惹かれたが、具体的にそのすばらしい最終奥義が何なのか全く理解できなかった。物理学を教える大学教授ならば、もっと論理的な文章で解説するべきであり、このような文章ではフィーリング程度も伝わらない。
メタボで、ガン患者で、ヨレヨレの体をしているコンプレックスの塊の著者と、空手だか何だかの大先生と組んでみたという。大先生を転がした時に「最終奥義」を使ったようなのだが、それがどのようなものか全く記述がない。一番重要なところではないのか? 読者が知りたいところではないのか? もったいぶっているのか、記述する能力がないのか、意地悪しているのか?
最終的に電場(電気?)が相手の筋肉に影響していると結論づけているが、説明になっていない。読んでいて理解できない。次の書を待て、と言うことなのだろう。
武道を物理学で解明・解説してくれるものと期待していたのだが、全く解明していないので、期待している人は他の本を読むことをお薦めする。
むなしさだけが残った。
「武道vs.物理学」というタイトルと「最終奥義」という言葉に惹かれたが、具体的にそのすばらしい最終奥義が何なのか全く理解できなかった。物理学を教える大学教授ならば、もっと論理的な文章で解説するべきであり、このような文章ではフィーリング程度も伝わらない。
メタボで、ガン患者で、ヨレヨレの体をしているコンプレックスの塊の著者と、空手だか何だかの大先生と組んでみたという。大先生を転がした時に「最終奥義」を使ったようなのだが、それがどのようなものか全く記述がない。一番重要なところではないのか? 読者が知りたいところではないのか? もったいぶっているのか、記述する能力がないのか、意地悪しているのか?
最終的に電場(電気?)が相手の筋肉に影響していると結論づけているが、説明になっていない。読んでいて理解できない。次の書を待て、と言うことなのだろう。
武道を物理学で解明・解説してくれるものと期待していたのだが、全く解明していないので、期待している人は他の本を読むことをお薦めする。
2009年8月31日に日本でレビュー済み
「なぜ飛び蹴りは強力なのか」「なぜボブ・サップは強かったのか」等を力学的に論じた前半部は、まあ、妥当でありましょう。…攻撃力を単純に力積の大きさだけに帰着できるのかという疑問が無くもないですが、初めは取り敢えずシンプルなモデルで考えるということは物理学の姿勢として納得がゆきます。
しかし後半部はいけませんね。百歩譲って「合気道の達人は電磁場を操っている。それが武道の最終奥義である」としても、「一度その最終奥義を食らったがために、著者が同じ能力を身に付けた」という主張は眉唾としか言えません。コチコチの物理・工学系の学者に限って、晩年はかえって神秘主義にはまるというジンクスは本当なのですね…。
しかし後半部はいけませんね。百歩譲って「合気道の達人は電磁場を操っている。それが武道の最終奥義である」としても、「一度その最終奥義を食らったがために、著者が同じ能力を身に付けた」という主張は眉唾としか言えません。コチコチの物理・工学系の学者に限って、晩年はかえって神秘主義にはまるというジンクスは本当なのですね…。
2008年5月19日に日本でレビュー済み
筆者の主張は非常によくわかる理論的にも体験的にも。
これまで読んだ武道の極意に関する本で一番分かりやすかった。
標語的に言うと「合気は自分の神経電気によって敵の神経をブロックすること」とでもなるのだろうか・・・・・・。これが本書の最後の一文である。
しかし、どうしたらその究極奥義の「合気」を習得できるのかと言う具体的な方法論については、著者の体験報告だけでは、まだ不明としか言えない。
本書の内容は、今度、合気道の稽古でいくつか実験をしてみたい。
武道に関心のある方、実際に稽古されている方で理論や考え方にも興味のある方にはお薦め。
書物だけで理解しようとする方には面白くないかもしれません。
これまで読んだ武道の極意に関する本で一番分かりやすかった。
標語的に言うと「合気は自分の神経電気によって敵の神経をブロックすること」とでもなるのだろうか・・・・・・。これが本書の最後の一文である。
しかし、どうしたらその究極奥義の「合気」を習得できるのかと言う具体的な方法論については、著者の体験報告だけでは、まだ不明としか言えない。
本書の内容は、今度、合気道の稽古でいくつか実験をしてみたい。
武道に関心のある方、実際に稽古されている方で理論や考え方にも興味のある方にはお薦め。
書物だけで理解しようとする方には面白くないかもしれません。
2008年2月19日に日本でレビュー済み
非常に分かりやすく、先に武道の達人も読んでいたので、思わず、葉書を出してしまいました。
他にも著者の「合気開眼」「魂のかけら」も読むとこの本の後半部分がよく理解できると思います。
先日保江先生の道場に行ったことをブログで掲載してますのでよかったらご参考下さい。
日本全国達人化計画 合気開眼 で検索すると出てくると思います。
他にも著者の「合気開眼」「魂のかけら」も読むとこの本の後半部分がよく理解できると思います。
先日保江先生の道場に行ったことをブログで掲載してますのでよかったらご参考下さい。
日本全国達人化計画 合気開眼 で検索すると出てくると思います。
2008年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分はメタボのがん患者だとかなんとか言いながら、結局は「最終奥義」を会得したとの自慢話に終始している。それも、一度「最終奥義」をかけられただけで…。
「物理学で解明できないことはない」との鼻息も、結局は神経の発する電磁波が相手に作用しているようだとのオチになってしまっている。
読む価値はないと思います。買って失敗しました。
「物理学で解明できないことはない」との鼻息も、結局は神経の発する電磁波が相手に作用しているようだとのオチになってしまっている。
読む価値はないと思います。買って失敗しました。
2008年5月28日に日本でレビュー済み
こちらの本よりは「合気開眼」のほうがマシだと思います。もしこの著者にこだわらないのであれば「透明な力」なり「佐川幸義先生伝大東流合気の真実」を検討したほうが良いかも。と言うのは「合気」についての記述を読みたい人むけの話。どのみち「合気」の技術解説はないので、そこを期待している人はどれも買うに値しません。
僕自身は合気の解説を期待していたので買って損したような・・・。それでも☆2つにしたのは、柔道の空気投げ・空手の飛び蹴り・グレイシー柔術の胴タックルに向ける力学の視点をそれなりに楽しめたから。
武道の技を力学の始点で眺めることに興味がもてなければ、何一つ面白味のない本と言えます。
僕自身は合気の解説を期待していたので買って損したような・・・。それでも☆2つにしたのは、柔道の空気投げ・空手の飛び蹴り・グレイシー柔術の胴タックルに向ける力学の視点をそれなりに楽しめたから。
武道の技を力学の始点で眺めることに興味がもてなければ、何一つ面白味のない本と言えます。