テレプシコーラ、第1部をダビンチで連載中は読んでいました。
そのうち途中で読むのをやめてしまい、お家時間が長くなったため思い出してKindleで全巻読了。
他の人が言うとおりあっさりとしたラストでしたが、何回か読むうちに確かに未来はゆきが世界的振付家、ローラが世界的プリマになってコンビを組むのでしょう。
空美がなぜローラになったのか経緯は気になりますが、自分的には過去より未来的なことのが読みたい。
せっかく登場人物も充実してきたのだし、これからもゆきの成長を見届けたいですね。

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舞姫(テレプシコーラ) 第2部 5 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ) コミック – 2010/12/22
山岸 凉子
(著)
ローザンヌ国際バレエコンクールの決選もいよいよ佳境に。風邪で途中辞退した六花(ゆき)の処遇は? コンクール決選の結果は? バレエを愛する少女たちの未来はどこへ向かって開かれてゆくのか!?
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアファクトリー
- 発売日2010/12/22
- ISBN-104840137293
- ISBN-13978-4840137294
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第3部→六花ちゃんの学校生活の描写、ラブもローラ・チャンとの友情もあり、バレリーナデビュー、そして10代が過ぎる
第4部→六花ちゃん振付師としても頭角を表す、 20代に突入して結婚・妊娠・出産もあり
第5部→六花ちゃん30代、振付師一本でやってく、子育てネタもあり…
…と、勝手に作品の行く末を想像してた私としては、かなり完結に驚きました。 あと十年は続く大河ドラマだと思ってたのに…
今までとても面白かったので、もう読めないのが残念で哀しいです…。
絵は…確かに描線はかなり死んでますが、 今時の服や小物やリアリティある背景が描かれ、白と黒のバランス、アップとロングのバランスの良さから、読むのにも楽でした。
ローラは本当に美人に見えるし。
六花対千花(あるいは空美)、
六花対ローラ・チャンとか解りやすい「宿命のライバル」の構図が無いのも良かったなあ。
「今まで描かれてきた、勝ち抜きトップ狙いのバレエ漫画を描くつもりはありません」と言う作者の意思表示だったような。
多分踊りの優劣だけで言えば、六花より千花、茜やローラが圧倒的に上にいそうだし。
でも読者のカタルシスは「六花の特異な創造性の発露」で充分果たせるし。
物語を進ませる上でも、いいキャラ造形だった…。
いつでも再開出来るような終わり方だったので、一年位休載した後また再開がないか勝手に期待してます。
ラストシーンの3ショット、六花ちゃんの台詞、気になる…
何より、あの空美ちゃんの両親がそれなりの罰を受ける所を見たかったよ、畜生!!
辛い目に遭って来たあの子が、現在は幸せであるように祈ります。
第4部→六花ちゃん振付師としても頭角を表す、 20代に突入して結婚・妊娠・出産もあり
第5部→六花ちゃん30代、振付師一本でやってく、子育てネタもあり…
…と、勝手に作品の行く末を想像してた私としては、かなり完結に驚きました。 あと十年は続く大河ドラマだと思ってたのに…
今までとても面白かったので、もう読めないのが残念で哀しいです…。
絵は…確かに描線はかなり死んでますが、 今時の服や小物やリアリティある背景が描かれ、白と黒のバランス、アップとロングのバランスの良さから、読むのにも楽でした。
ローラは本当に美人に見えるし。
六花対千花(あるいは空美)、
六花対ローラ・チャンとか解りやすい「宿命のライバル」の構図が無いのも良かったなあ。
「今まで描かれてきた、勝ち抜きトップ狙いのバレエ漫画を描くつもりはありません」と言う作者の意思表示だったような。
多分踊りの優劣だけで言えば、六花より千花、茜やローラが圧倒的に上にいそうだし。
でも読者のカタルシスは「六花の特異な創造性の発露」で充分果たせるし。
物語を進ませる上でも、いいキャラ造形だった…。
いつでも再開出来るような終わり方だったので、一年位休載した後また再開がないか勝手に期待してます。
ラストシーンの3ショット、六花ちゃんの台詞、気になる…
何より、あの空美ちゃんの両親がそれなりの罰を受ける所を見たかったよ、畜生!!
辛い目に遭って来たあの子が、現在は幸せであるように祈ります。
2012年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いよいよラストです
本編(最終回)
山岸涼子さんのあいさつ
おまけの「六花(ゆき)のHバレエ学校ルポ」
スペシャル・バレエ対談森下洋子X山岸涼子
第二部はコンクール編だけで今後の六花(ゆき)の活躍が読み手の創造に任された感じですね
できたら第3部を書いてほしいものですね。
本編(最終回)
山岸涼子さんのあいさつ
おまけの「六花(ゆき)のHバレエ学校ルポ」
スペシャル・バレエ対談森下洋子X山岸涼子
第二部はコンクール編だけで今後の六花(ゆき)の活躍が読み手の創造に任された感じですね
できたら第3部を書いてほしいものですね。
2011年7月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
誰もが思う、ここで終わり?!です。
2部はローザンヌコンクールがすべてなのですが前半は(結構強引に)思い出を差し込んで六花の1部からの今までをおしえてくれます。
以下ネタバレも含みますがコンクールでは風邪で六花の最大限の今の力を見ることができず残念。
結果としては、まあ良かったのですが六花としてはこれから!!って終わりだし。
なんといっても誰もが心待ちにしていた空美ちゃんの再登場が謎なままだし、心情も詳しく知りたい。
うっとうしそうにしつつ助けちゃうあたり六花ちゃんのことは心憎からずだったのかな、とか。正体を明かせない理由は何かな?とか。
スワルニダの衣装を千花ちゃんのデザインにして黒を選んだのは千花ちゃんのその後を知ってのレクイエムのつもりかな、とか。千花ちゃんは空美ちゃんに対してすべてをとっぱらってバレエだけで純粋に評価、尊敬、ライバル心を抱いてたように見えたから当時の空美ちゃんにとっては嬉しかったのでは?とか。(それにしてもコンクールで一度見た衣装を細部まで覚えてたとしたら空美ちゃんの記憶力ってすごい!)
と、まあいろいろいろいろ想像してしまうわけです!もちろんアメリカ籍のローラ・チャンになるまでの人生も知りたい!
そして役者がそろったところで始まるHバレエ学校での生活。
第3部を切望してやみません…。
2部はローザンヌコンクールがすべてなのですが前半は(結構強引に)思い出を差し込んで六花の1部からの今までをおしえてくれます。
以下ネタバレも含みますがコンクールでは風邪で六花の最大限の今の力を見ることができず残念。
結果としては、まあ良かったのですが六花としてはこれから!!って終わりだし。
なんといっても誰もが心待ちにしていた空美ちゃんの再登場が謎なままだし、心情も詳しく知りたい。
うっとうしそうにしつつ助けちゃうあたり六花ちゃんのことは心憎からずだったのかな、とか。正体を明かせない理由は何かな?とか。
スワルニダの衣装を千花ちゃんのデザインにして黒を選んだのは千花ちゃんのその後を知ってのレクイエムのつもりかな、とか。千花ちゃんは空美ちゃんに対してすべてをとっぱらってバレエだけで純粋に評価、尊敬、ライバル心を抱いてたように見えたから当時の空美ちゃんにとっては嬉しかったのでは?とか。(それにしてもコンクールで一度見た衣装を細部まで覚えてたとしたら空美ちゃんの記憶力ってすごい!)
と、まあいろいろいろいろ想像してしまうわけです!もちろんアメリカ籍のローラ・チャンになるまでの人生も知りたい!
そして役者がそろったところで始まるHバレエ学校での生活。
第3部を切望してやみません…。
2013年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アラベスクから大ファン。山岸凉子先生のバレエ漫画は秀逸です。第2部も終わってしまうのが怖い位、ズぅ〜〜ッと、続かないかしら。
2022年9月13日に日本でレビュー済み
ネタバレがあるので未読の方は飛ばしてください。
第二部ではローラ・チャンが空美だと思わせる描き方で出てきたが、結局どうして中国系アメリカ人なのかは読者の想像に任されてしまった。5巻までしかなく、ローザンヌ本戦の説明が主で体験記のようだった。六花は風邪で棄権せず舞台で実力を出し切って欲しかった。
空美ちゃんの転校後の人生を勝手に想像してみた。
強欲な父親により、空美ちゃんはハードな児童ポルノから、ついには顔出し本番ありのAVにまで出させられた。後年整形するのは美の追究もあるが顔が流出してまったから。この映像は海外にも広まり、それが元で国際児童買春組織に誘拐され、アメリカのエプスタイン島に売り飛ばされた。日本では行方不明者扱いとなる。島はセレブの異常性欲を満たすため、世界中から子供が集められていた。そこへ米国籍の中国人の富豪が訪れ、高度な技巧を持つに至った空美ちゃんを気に入り、連れ帰って養子にした。この時点で新たな名前と国籍を正式に取得する。空美ちゃんは表向き富豪の養女として暮らし、性的奉仕をしながら、頼み込んでバレエ学校に通わせてもらっていた。そしてローザンヌ本戦に出場する。
以上、こんなふうにでも考えないと、空美ちゃんが別人になれないだろう。
でも作中の中国人の義父は、汚した服のクリーニング代を出そうとしたり高価なお守りをあげたりといい人に描かれているので、この想像は当たっていないと思う。また、空美ちゃんの伯母にも過酷なバレエ人生があったようなので、貝塚先生の回想でもいいから丁寧に描いて欲しかった。
第二部ではローラ・チャンが空美だと思わせる描き方で出てきたが、結局どうして中国系アメリカ人なのかは読者の想像に任されてしまった。5巻までしかなく、ローザンヌ本戦の説明が主で体験記のようだった。六花は風邪で棄権せず舞台で実力を出し切って欲しかった。
空美ちゃんの転校後の人生を勝手に想像してみた。
強欲な父親により、空美ちゃんはハードな児童ポルノから、ついには顔出し本番ありのAVにまで出させられた。後年整形するのは美の追究もあるが顔が流出してまったから。この映像は海外にも広まり、それが元で国際児童買春組織に誘拐され、アメリカのエプスタイン島に売り飛ばされた。日本では行方不明者扱いとなる。島はセレブの異常性欲を満たすため、世界中から子供が集められていた。そこへ米国籍の中国人の富豪が訪れ、高度な技巧を持つに至った空美ちゃんを気に入り、連れ帰って養子にした。この時点で新たな名前と国籍を正式に取得する。空美ちゃんは表向き富豪の養女として暮らし、性的奉仕をしながら、頼み込んでバレエ学校に通わせてもらっていた。そしてローザンヌ本戦に出場する。
以上、こんなふうにでも考えないと、空美ちゃんが別人になれないだろう。
でも作中の中国人の義父は、汚した服のクリーニング代を出そうとしたり高価なお守りをあげたりといい人に描かれているので、この想像は当たっていないと思う。また、空美ちゃんの伯母にも過酷なバレエ人生があったようなので、貝塚先生の回想でもいいから丁寧に描いて欲しかった。
2022年8月1日に日本でレビュー済み
ここまで読んだ人なら皆思ってるかもしれないが、めちゃくちゃ中途半端におわった。面白かっただけに残念な気持ちも大きいです。
クミちゃん関連はもっとみたかったなー。
坂口もどうなった笑
でもめちゃくちゃおもしろかったです!
クミちゃん関連はもっとみたかったなー。
坂口もどうなった笑
でもめちゃくちゃおもしろかったです!
2021年8月7日に日本でレビュー済み
昨日、第一部から全15巻読破しました!
いやぁ良かった!
確かに他のレビューの方にあるように、ちょっと「打ち切りだったのか?」と思わせてしまう終わり方でしたが、これはこれで十分かなと。
第二部はやはりローラの謎ですよね。
そりゃ、空美ちゃんですわ。間違いなく。
黒いコスチュームは追悼ですよね。あの日、男として出なければならなかった空美ちゃんの目に、千花ちゃんはどう映ったんでしょう。コスチュームも何もかも目に焼き付ける程に美しく見えたでしょう。少しの間とは言え、肩を並べてレッスンした二人。意識してない風の空美ちゃんでしたが、千花ちゃんに何かしら想いを抱いたと思います。そして初めての「友人」だった六花ちゃん。勿論全く普通の感覚ではないのではかりかねますが、六花ちゃんに自分が空美だと知って貰いたい、という事があのコスチュームからも伝わりました。あとがきに、ローラが隣の部屋に……という件も、空美ちゃんの愛情表現だなあと思います。いつか、空美ちゃんから「あの日」の千花ちゃんの話(感想)が聞けるんじゃないか、とか妄想しつつ、読了。
いやぁ良かった!
確かに他のレビューの方にあるように、ちょっと「打ち切りだったのか?」と思わせてしまう終わり方でしたが、これはこれで十分かなと。
第二部はやはりローラの謎ですよね。
そりゃ、空美ちゃんですわ。間違いなく。
黒いコスチュームは追悼ですよね。あの日、男として出なければならなかった空美ちゃんの目に、千花ちゃんはどう映ったんでしょう。コスチュームも何もかも目に焼き付ける程に美しく見えたでしょう。少しの間とは言え、肩を並べてレッスンした二人。意識してない風の空美ちゃんでしたが、千花ちゃんに何かしら想いを抱いたと思います。そして初めての「友人」だった六花ちゃん。勿論全く普通の感覚ではないのではかりかねますが、六花ちゃんに自分が空美だと知って貰いたい、という事があのコスチュームからも伝わりました。あとがきに、ローラが隣の部屋に……という件も、空美ちゃんの愛情表現だなあと思います。いつか、空美ちゃんから「あの日」の千花ちゃんの話(感想)が聞けるんじゃないか、とか妄想しつつ、読了。