彼氏が私をイかせたくてモンモンとしているのを見て、
私側からできることはないかなぁと思って買ってみました。
自分がしているセックスに対して疑問をもっている方、
セックスが気持ちよくないのは自分の体がおかしいせいだと悩んでいる女性に読んでいただきたい本です。
書いてある内容は、女性の側としてみれば「その通りだなぁ」と思うことがたくさんあります。
ＡＶ的な激しい愛撫では、気持ちよいどころか痛いこと。
でも彼氏が自分のために頑張ってくれているのを見て、「痛い」とはなかなか言えないこと。
男性が女性をイかせたいと躍起になればなるほど、女性は「気持ちいいフリ」「イったフリ」をしてしまい、
悪循環になってしまうケースは多いんだなと感じました。
「イク、イかせる」のではなく、「キモチイイをゆったりと楽しむこと」が重要なのだと書かれています。
セックスにおいて「イかせる」ことに躍起になってしまう男性に是非とも読んでいただきたい本ですが、
女性をとても擁護してくれる半面、男性には厳しく少々攻撃的な文章です。
書いてある思想はいいのですが、セックスに悩む彼氏にはなかなか薦めにくいものがあります。
「私はあなたのせいでこうやってずっと苦しい思いをしてきたんだから、反省してよね！」
という理由で薦めたと彼氏に思われたら、傷つけたりきまずくなったりするだろうなぁ、と。
私の考えすぎなのかもしれませんが。
そこで、この本を読んで共感した女性にオススメしたいのが
スローセックス―彼を虜にする愛の教科書
です。
こちらは女性側から男性に対しての愛撫の仕方などが写真付きで書かれています。
これを男性に実行して男性が気持ちよくなれば、「私にも同じようにやってみて？」と言いやすいと思うのです。
お互いにリラックスした状態で時間を忘れて気持ちよくなれれば、
それはとてもステキなことですよね。
この本を読めば、努力する方向を正しく修正できるかもしれません。
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