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ラテンに学ぶ幸せな生き方 (講談社+α新書) 新書 – 2010/7/21
八木 啓代
(著)
WHOの出している自殺率の国際比較では、自殺率の低い国として、ラテンアメリカ諸国がずらりと並んでいます。「無縁死」という事態も、ラテンアメリカではほとんど考えられないと、私の当地の友人たちは言います。ラテンアメリカ人の生活満足度が高く、少なくとも、日本人やアメリカ人よりは、ぶっちぎりに「幸福に生きている」ということは、まぎれもない事実のようです。 そして何より、統計を見るまでもなく、ラテンアメリカに暮らした経験のある人なら、明らかにそのことを体感しています。皮肉な見方をすれば、・おめでたい・のかもしれませんが、彼らがほんとうに・幸せ・に生きていることを。
- 本の長さ184ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2010/7/21
- ISBN-104062726653
- ISBN-13978-4062726658
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商品の説明
著者について
八木 啓代
やぎ・のぶよ
1962年、大阪府に生まれる。歌手、作家、エッセイスト。ソロ歌手として中南米で活躍。現地でCDをリリースし、国際フェスティバルなどでも高い評価を受け、メキシコと東京を行き来する生活を送っている。
著書には『禁じられた歌―ビクトル・ハラはなぜ死んだのか』(晶文社)、『パンドラ・レポート―喝采がお待ちかね』(光文社)、『ラテン女のタフで優雅な生き方』(大和出版)、『危険な歌―世紀末の音楽家たちの肖像』(幻冬舎文庫)、『ラテンアメリカくいしんぼひとり旅』(光文社文庫)、共著に『キューバ音楽』(青土社)などがある。
やぎ・のぶよ
1962年、大阪府に生まれる。歌手、作家、エッセイスト。ソロ歌手として中南米で活躍。現地でCDをリリースし、国際フェスティバルなどでも高い評価を受け、メキシコと東京を行き来する生活を送っている。
著書には『禁じられた歌―ビクトル・ハラはなぜ死んだのか』(晶文社)、『パンドラ・レポート―喝采がお待ちかね』(光文社)、『ラテン女のタフで優雅な生き方』(大和出版)、『危険な歌―世紀末の音楽家たちの肖像』(幻冬舎文庫)、『ラテンアメリカくいしんぼひとり旅』(光文社文庫)、共著に『キューバ音楽』(青土社)などがある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2010/7/21)
- 発売日 : 2010/7/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 184ページ
- ISBN-10 : 4062726653
- ISBN-13 : 978-4062726658
- Amazon 売れ筋ランキング: - 780,023位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 975位講談社+α新書
- - 101,109位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
東欧のラテン、ルーマニアに毎年旅行に行きます。現地の人はあまり先の事など考えず、今を楽しく生きている印象があります。そんなルーマニア人の笑顔を思い浮かべながら読ませていただきました。生真面目な日本人に是非読んでもらいたい。そんな一冊です。
2015年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
図書館で読んで気に入ったので購入しました。メキシコ人の旦那の親戚の説明書みたいです。
2014年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コンセプトは素晴らしい。ラテン的生活にもあこがれる。
しかし、研究者の論文のように退屈でつまらないものになっているのが残念。
しかし、研究者の論文のように退屈でつまらないものになっているのが残念。
2010年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ラテン世界を音楽から政治まで 多方面に渡って 深く鋭く見つめてきた著者が 日本人とラテン人の考え方生き方を比較して 読み易くユーモラスに分析
眉間に皺寄せ 肩肘張ってる人に 読ませてあげたい心の清涼剤
眉間に皺寄せ 肩肘張ってる人に 読ませてあげたい心の清涼剤
2010年9月3日に日本でレビュー済み
ラテンアメリカで歌手として活躍されている八木啓代さんの最新著作。
これまでも八木さんの本は数冊読んでいるが、どれもこれも読みやすく、内容も目からウロコが多いので、今作も期待して読んだ。
今回のテーマは、「人間にとっての幸福とは?」
今日本では、ここ10年に渡って自殺者年間3万人を超え続けており(八木さん曰く、「自殺」とカウントされない自殺も入れると10万人くらいになるのではという話もある)、幸福と感じていない人の割合がどうも高いのでは?一方、日本のちょうど裏側に当たるラテンアメリカ諸国では、日本に比べて物質的には豊でないし、経済的にも貧富の差がまだまだ大きいのに、日本と比較するとなぜか幸福度は高い。
なぜか??は、実際に本を読んで見てほしい。様々な例が、「なるほどなあ」と思い当たるところが多い。
ただ、本書は「だから日本はまだマシ」とかで現状を肯定するものではない(大体が帯に「超格差も貧困も『しょうがない』で割り切っちゃう」と書いてしまっているが、これは本書の内容に対して誤解を生むかもしれない)。この日本の閉塞現状を打破するための「たたかい方を工夫せよ」というメッセージだと私は思う。
これまでも八木さんの本は数冊読んでいるが、どれもこれも読みやすく、内容も目からウロコが多いので、今作も期待して読んだ。
今回のテーマは、「人間にとっての幸福とは?」
今日本では、ここ10年に渡って自殺者年間3万人を超え続けており(八木さん曰く、「自殺」とカウントされない自殺も入れると10万人くらいになるのではという話もある)、幸福と感じていない人の割合がどうも高いのでは?一方、日本のちょうど裏側に当たるラテンアメリカ諸国では、日本に比べて物質的には豊でないし、経済的にも貧富の差がまだまだ大きいのに、日本と比較するとなぜか幸福度は高い。
なぜか??は、実際に本を読んで見てほしい。様々な例が、「なるほどなあ」と思い当たるところが多い。
ただ、本書は「だから日本はまだマシ」とかで現状を肯定するものではない(大体が帯に「超格差も貧困も『しょうがない』で割り切っちゃう」と書いてしまっているが、これは本書の内容に対して誤解を生むかもしれない)。この日本の閉塞現状を打破するための「たたかい方を工夫せよ」というメッセージだと私は思う。
2012年1月22日に日本でレビュー済み
作者がラテンの国で本当に幸せに生きているって感じられて、こっちまでその幸せが伝わってくるような一冊です。
「なんでもあり」でくよくよしない、
お金がないから結婚して、子どもを産む。
がつがつしない、そんなおおらかな生活のラテン人。
そういう生き方ができたらいいですね。
ただ、パーティで食料がないからっていきなりその場で捕まえた蛙を焼かれたら困りますが・・・
でも、以前ノーベル賞を取ったメキシコ人作家が「笑顔の仮面を泣き顔の上にかぶっている」といったメキシコ人
本当はそんなに能天気な人ばっかりじゃない、んじゃないかな。
でも笑顔で生きていたら本当に幸せになれる、そうそう思って今日も'スマイル'
「なんでもあり」でくよくよしない、
お金がないから結婚して、子どもを産む。
がつがつしない、そんなおおらかな生活のラテン人。
そういう生き方ができたらいいですね。
ただ、パーティで食料がないからっていきなりその場で捕まえた蛙を焼かれたら困りますが・・・
でも、以前ノーベル賞を取ったメキシコ人作家が「笑顔の仮面を泣き顔の上にかぶっている」といったメキシコ人
本当はそんなに能天気な人ばっかりじゃない、んじゃないかな。
でも笑顔で生きていたら本当に幸せになれる、そうそう思って今日も'スマイル'
2010年9月3日に日本でレビュー済み
この本の帯を最初に見たとき、格差社会を肯定しているみたいでちょっと引いたが、読んでみるとかなり違う内容だった。
要するに、格差社会や貧困の中でも、人間的な繋がりを保つことによって、建設的に生きているラテンアメリカの人々の現状と、一方で、自殺率の異常に高い日本の状況を、その目からウロコ的な原因を呈示し、(すぐに実現可能かどうかは別として)ラテン的見地からの提言をしている。
自分自身、とても閉塞感を感じる日々だったので、とても参考になったし、日本人にとってぜひ読むべき一冊だと思う。
要するに、格差社会や貧困の中でも、人間的な繋がりを保つことによって、建設的に生きているラテンアメリカの人々の現状と、一方で、自殺率の異常に高い日本の状況を、その目からウロコ的な原因を呈示し、(すぐに実現可能かどうかは別として)ラテン的見地からの提言をしている。
自分自身、とても閉塞感を感じる日々だったので、とても参考になったし、日本人にとってぜひ読むべき一冊だと思う。