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マルセイユの決着(おとしまえ) [DVD]
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フォーマット | 吹き替え, 字幕付き, 色, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | アラン・コルノー, ダニエル・オートゥイユ, モニカ・ベルッチ |
言語 | フランス語, 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 35 分 |
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商品の説明
<ポイント>
1.フィルムノワールの巨匠として、ゴダール、トリュフォーらヌーヴェル・ヴァーグの作家たちにも多大な影響を与えた、ジャン・ピエール・メルヴィル監督の傑作、「ギャング」を42年ぶりに完全リメイク!
2.豪華キャスト集結!愛人となる女将マヌーシュを演じるのは、モニカ・ベルッチ。髪をブロンドに染め上げ、男を惑わすファム・ファタールを気丈に演じるのは大きな見所である。人生最後の仕事に挑む初老の大物ギャング・ギュを演じるのは、ジョバンニから「原作のイメージに近い」と称賛された名優ダニエル・オートゥイユ。
3.60年代ギャングのダンディズムを制作費40億円をかけて再現!60年代の文化爛熟期のパリで、ソフト帽にトレンチコートという時代遅れな出で立ちを貫く揺ぎ無い男のダンディズムを表現。ギュら昔ながらのギャングたちがフランス国産のプジョーやシトロエン、アメリカの大衆車フォードを乗り回す一方で、一匹狼の伊達なギャングはイギリスの高級車ベントレーを、街の顔役はキャデラックを爽快と乗りこなす細かな演出も心憎い。港町マルセイユとパリを舞台に、男たちの誇りを掛けた壮絶な駆け引きが、いま再現される。メルヴィルが終生追い続けた「愛と友情と裏切り」というテーマを軸に、時代から取り残されていくギャングたちの誇り高き生き様を、美しく哀しく描き出した。
4.各界の“一流”が認める“本物”の感動!大のメルヴィルのファン、ビートたけしさんからも「ジャン・ピエール・メルヴィルは、いいよ。暗黒街の映画ばっかり撮ってるんだけど、要するに間抜けなアメリカ映画の反発なんだろうね」と絶賛!たけしさんが教壇に立つ、東京藝術大学大学院にて、本作品が教材として使用!
<ストーリー>
1960年代のある夜、十年前に凶悪犯として検挙され、終身刑の宣告を受けて服役していたギュスターブ・ミンダ、通称ギュ(ダニエル・オートゥイユ)が脱獄した。ギュは非情な暗黒街でも仕事の確かな、仁義に堅い男で通っていた。ちょうど彼の昔の情婦マヌーシュ(モニカ・ベルッチ)の元へギュの脱獄の話が届いた頃、彼女が経営するナイトクラブに3人のギャングが押し入り、殺人を犯す。その一件に関わる検査官ブロ(ミシェル・ブラン)は一見平凡そうに見えるが、とんでもなく皮肉で犯罪人の脳裏を知り尽くした人物であった。ブロが別ギャングの捜索に出る間、ギュはマヌーシュと共にその土地を去ろうと、マルセイユ経由でイタリアに逃れようと計画。しかし、その為に金銭面での安定を得る為、ギュは最後に一仕事引き受ける事を決意した。
彼はエレガントにさえ映る犯罪人オルロフ(ジャック・デュトラン)からの依頼で、ある倉庫から金塊を拝借することとなる。だが、国中の警察がギュを追っている中、不屈の精神を持ち合わせた最も経験値の高い犯罪者のギュでさえも、そう容易に事が進む状況ではなかった。ギュの正確さと慎重さを知っているブロは、彼が犯罪を実行中に捕まえることは難しいと断念し、替わりにギュのギャングに彼が警察の密告者であると思わせる事を企てる。ギュは汚名返上に立ち上がる。
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- 言語 : フランス語, 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988103631931
- 監督 : アラン・コルノー
- メディア形式 : 吹き替え, 字幕付き, 色, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 35 分
- 発売日 : 2009/7/10
- 出演 : モニカ・ベルッチ, ダニエル・オートゥイユ
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : NIKKATSU CORPORATION(NK)(D)
- ASIN : B00261PC68
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 134,864位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 750位外国の犯罪・ギャング映画
- - 4,834位外国のミステリー・サスペンス映画
- - 13,122位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ルの「ギャング」のリメイク、原作は本人が元犯罪者のジョゼ・ジョバンニの「落とし前をつけろ」となれば・・・・もうマニアの方々なら絶対
に見落とす事が出来ない作品でしょう、はっきりいって最高です。
トレンチコートにソフト帽、薄暗い夜に佇むパリの町並み、 そして水面下で交錯する駆け引きと陰謀、そして心の中で静かに燃やす仁義、
往来のファンにとってこれは待ちに待ったフィルムノワールの再建といっても過言じゃありません。
私はまだメルヴィル版を見ていないのですがリメイクでここまでのレベルなら間違いなくオリジナルも(なにせメルヴィルなので間違いはありえま
せん)素晴らしい一品なのでしょう。
感覚的に言ってしまえば仏版「仁義なき戦い」です、大物ギャングがある日唐突に脱走し愛する者と過去のしがらみを一糸にまといながら
人生最後のヤマを踏む、しかしそれを阻もうとする警察の魔手も迫り・・・・・・といった感じです。
オートゥイユが「裏切りの〜」シリーズでも見せる男気と個性を今回も全開で見せてくれます、モニカ・ベルッチも例によって優しいファムファタ
ールを切なく演じていてとても素晴らしいです。
ここまでロマンチックで渋い映画は本当に最近だと中々見えません、コルノー監督人生最後でも大きくかましてくれてます。
レビューの中で確かにアクションに関してはジョニー・トー的な演出は確かに似ているとは私も思います、しかし偶然の一致としかいえないで
しょう同監督の「真夜中の刑事」でも同じような演出でしたし。
それになによりフレンチ・フィルムノワールは単なる犯罪映画ではありません、暗黒街というもっとも原始的なやり方が覇権を握る弱肉強食の場で
繰り広げられる登場人物たちの死闘、陰謀、心理、人間関係をドライに描くのが真骨頂のはず、アクションはとりあえず二の次に考えてハリウッド
では省略されがちな登場人物たちの人物像と重視して観るのをお勧めします。
身の潔白をはらしに、わざわざ命を捨てに行くんですよ。
主人公ギュに共感はできないけれど、そんなギャングの
死に様に、彼なりの美学のようなものを感じられました。
ダニエル・オートゥイユが、切れ者の重鎮ギャング役を
しているのだけど、あまり大物って感じがしなかった。
その為か、いまひとつドラマにハマれず長かったけど、
雰囲気と役者さんたちの魅力で楽しむことができました。
ギュの恋人役のモニカ・ベルッチが、すごく美しくて、
衣装やら髪形やら、そればかりが印象に残っています。
すでにリノ・ヴァンチュラ(ギュ)もポール・ムーリス(ブロ警視)もミシェル・コンスタンタン(アルバン)もマルセル・ボズフィ(ジョー・リッチ)もレーモン・ペルグラン(ポール・リッチ)もポール・フランクール(ファルディヤール警視)もドニ・マニュエル(アントワーヌ)も、オリジナルの面々はあらかた鬼籍に入ってしまった。
しかし、ダニエル・オートゥイユ(ギュ)もミシェル・ブラン(ブロ警視)もジャック・デュトロン(オルロフ)もエリック・カントナ(アルバン)も、いい味を出していると思う。とくにミシェル・ブランは小柄であるだけにベテラン警視の凄味がかえって際立っている。そしてモニカ・ベルッチ!暗黒街の暮らしにそろそろ疲れてきた中年女をじつにうまく演じている。燃えるようなプラチナブロンドがまたいい。これらの俳優たちのやり取りはオリジナル同様緊迫感に溢れ、2時間半がまったく長く感じられない。
オリジナルは白黒で本作はカラーだから軽々しい比較はできないし、本作の赤の色調が往年のパリやマルセイユの雰囲気をよく出しているかどうかは判断できる立場にないが、赤だからといって浮き立つような感じはなく、むしろ落ち着いた印象である。とくにパリのマヌーシュの店とマルセイユのポール・リッチの店はこの赤が役立っているように思う。
台詞と脚色には監督のアラン・コルノーが加わっていて、オリジナルよりもわかりやすくなっている。少し説明的かもしれないが、人間関係がすっきりしたようだ。ただ、細かいことを言うなら、50キロの金塊の木箱があんなに軽々と運べるわけがないし、オリジナルではひと箱ごとに車がずっしりと沈み込む演出がきちんとなされていた。それから、オルロフとジョーたちの対決のシーンもオリジナルの方が緊張感があるように思う。これは好みの問題かもしれないが。
ノワールのファンなら(そうでなくても)必見。しかし輸入会社さん、この邦題はないでしょう。
オリジナルよりも人物像は描きこまれているが、それがかえって冗長になってしまっている。
150分は長い。作り手の思い入れが強すぎるのではないかな。
ダニエル・オートユイルは現在のフランスを代表する俳優のひとりだろう。
しかし、時代遅れの老ギャングの哀しみを表現するには端正すぎる。
モニカ・ベルーチ、ミッシェル・ブランなど、出演者はいいのになあ。
ラストのブラン演じる刑事は、いかにもフランス映画の刑事で、
ちょっとグッとくるけどね。
でも、レンタルで十分でしょう。
結論としては評価はメルヴィル版よりも出来が悪い。私のようにメルヴィルのファンだけでなく初めて観る人も全体のまとまりは良いのだが、何か惹きつけられるもの(魅力)が欠けているように思うだろう。
この作品を観た印象はジョニー・トー監督の「エグザイル/絆」と重なる部分が多い作品という感じだった。この作品の最大の欠点は銃撃戦にスローモーションと香港映画のような派手な血糊の流出が多用されている点。銃撃戦はリアリティよりも全体的に作品のテンポを悪くしている印象が強い。
加えて、やたらと頭をぶち抜く暴力描写(「ギャング」もメルヴィルの作品の中では暴力シーンが際立っている)とメルヴィルも最終的には一部カットした警察での漏斗で水を飲ませる拷問シーンもフルで加えているが、ジョニー・トーのようにフォーメーションの美学はなく単に残酷描写が強いだけに観るものには厳しい。
最もガッカリしたのが、メルヴィル監督が原作の問題点としてカットした一匹狼のオロモフとマヌーシュ(モニカ・ベルッチ)の関係を最後の最後まで残してしまったこと。このくだりが入ることによりマヌーシュのギュ(ダニエル・オートゥイユ)に対する気持ちが薄まってしまう。ギュが対決に向かう際のマヌーシュの表情はモニカ・ベルッチよりもメルヴィル版のクリスティーヌ・ファブレガのほうが胸をうつ。その原因はマヌーシュの表情を大事にしなかったことだろう。
その他にも色彩をクラブの赤、緑、黄色を際立たせたため、マルセイユの美しい青い海も冴えない色になってしまったところも問題か。「真夜中の刑事」でメルヴィルの後継者と思われたアラン・コルノーも年月が経つと軸がゆがんでしまうか、厳しいがちょっと残念な気分がした。