美しい日本の景観が何故破壊されるのか、常々疑問だった。
特に田舎の茅葺屋根がどんどん減って、場にそぐわぬ西洋風の建築ばかり増える日本の現状。
それを作り出しているのが、何とバラック対策として誕生した建築基準法だった。
建築基準法では、本来の伝統工法で木造建築を造ることが許されていない!
地震国日本に適した伝統的な建築工法ができないのである。
本当の日本の景観を取り戻すために、近代主義に凝り固まった自己喪失型の
建築基準法を今すぐに変えよう。
日本人が戻れる場所が失わてしまう前に。
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森林の崩壊: 国土をめぐる負の連鎖 (新潮新書 296) 新書 – 2009/1/19
白井 裕子
(著)
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- 本の長さ187ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2009/1/19
- 寸法10.8 x 0.9 x 17.3 cm
- ISBN-10410610296X
- ISBN-13978-4106102967
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森林の崩壊―国土をめぐる負の連鎖― | 森林で日本は蘇る―林業の瓦解を食い止めよ ― | |
カスタマーレビュー |
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34
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5つ星のうち3.9
80
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価格 | ¥836¥836 | ¥792¥792 |
【新潮新書】白井裕子 作品 | 増えすぎた人工林、使われない国産材、無視される伝統木造建築……。「森と木の文化」が危機に瀕している。伐採から建築まで、現場から考える再生の処方箋。 | 日本の森林は多様性、豊かさともに世界がうらやむような資源である。しかし、国はその活かし方を理解できていない。全国一律の補助金でコントロールする発想、素晴らしい伝統木造をないがしろにする制度、合理性に欠けるバイオマス発電推進、そして国民が知らぬ間に導入される新税……。これでは宝の持ち腐れが進む一方ではないだろうか。国内外に足を運び、考え続けてきた研究者だからこそ書ける切実なメッセージ。 |
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上位レビュー、対象国: 日本
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2019年2月25日に日本でレビュー済み
再掲
図書館本
早稲田の理工出身で建築士である白井さんの著作。
上流にある森が下流の住宅を供給する。そして水源となり、ひとに憩いの場所を提供する。
十分な木材蓄積量がありながら外材で建てる日本の住宅。その原因は何なのか?
単なるコストの問題ではないことを氏は国内外での調査から指摘する。
国家予算のほんの一部が林業そのものに費やされているに過ぎない事、じつは林道、治山、砂防などの公共事業につぎ込まれている事。補助金行政の煩雑で無駄の多い仕組み。
そして現場でなく机上で作らせる施策や法律。
すべてがトップダウンで行われてきた林業あるいは環境行政の顛末がここにある。
いかに補助金で頼らないで、あるいは補助金をバネにして自立的な林業を成立させるかが林業存続のカギなのであろうと素人ながらに感じる。それには現場優先で物事が進まねばならない。後半部で描かれる日本建築の衰退も建築基準法というガンジガラメな法律により職能としての大工さんのやる気を失わせたのだろう。
個人的には林業が完全な循環型な産業とは思えないが(氏は植林して繰り返し木材として収穫出来ると書くが)森という存在が林業と環境という文脈において並列することには意義を唱えない。
内容的には非常に広範な情報が語られているが、一次情報元があいまいな箇所が多いのとデータの取り扱いを(アンケート等も)もっと図表にするなりすればより説得力を持たせる事が出来ただろうと思う。ご自身の得意分野であろう建築技術に関する項目はなかなか理解し難いというのが正直な感想である。
備忘録的メモ、
5機能3レベル3ゾーニング
山地災害防止機能、水源涵養機能、保健文化機能、生活環境保全機能、木材等生産機能
高い、中位、低い
水土保全林、森林と人との共生林、資源の循環利用林、それ以外に「保安林」
図書館本
早稲田の理工出身で建築士である白井さんの著作。
上流にある森が下流の住宅を供給する。そして水源となり、ひとに憩いの場所を提供する。
十分な木材蓄積量がありながら外材で建てる日本の住宅。その原因は何なのか?
単なるコストの問題ではないことを氏は国内外での調査から指摘する。
国家予算のほんの一部が林業そのものに費やされているに過ぎない事、じつは林道、治山、砂防などの公共事業につぎ込まれている事。補助金行政の煩雑で無駄の多い仕組み。
そして現場でなく机上で作らせる施策や法律。
すべてがトップダウンで行われてきた林業あるいは環境行政の顛末がここにある。
いかに補助金で頼らないで、あるいは補助金をバネにして自立的な林業を成立させるかが林業存続のカギなのであろうと素人ながらに感じる。それには現場優先で物事が進まねばならない。後半部で描かれる日本建築の衰退も建築基準法というガンジガラメな法律により職能としての大工さんのやる気を失わせたのだろう。
個人的には林業が完全な循環型な産業とは思えないが(氏は植林して繰り返し木材として収穫出来ると書くが)森という存在が林業と環境という文脈において並列することには意義を唱えない。
内容的には非常に広範な情報が語られているが、一次情報元があいまいな箇所が多いのとデータの取り扱いを(アンケート等も)もっと図表にするなりすればより説得力を持たせる事が出来ただろうと思う。ご自身の得意分野であろう建築技術に関する項目はなかなか理解し難いというのが正直な感想である。
備忘録的メモ、
5機能3レベル3ゾーニング
山地災害防止機能、水源涵養機能、保健文化機能、生活環境保全機能、木材等生産機能
高い、中位、低い
水土保全林、森林と人との共生林、資源の循環利用林、それ以外に「保安林」
2010年9月3日に日本でレビュー済み
日本の林業衰退に関する本端数種類あるが、本書は一貫して国の日の丸親方的手法を批判する立場をとっているのが特徴だ。
前半は補助金行政の側面から、後半は建築法の立場から批判を展開している。著者の一貫した主張は規制から自由化へ、つまり国の画一的な規制を見直し、民間の創意工夫を応援する行政に切り替えよ、ということだ。
オーストリアなど諸外国との制度設計や風土の違いが述べられており、日本の森林の将来を考えるのに有用な本だ。
前半は補助金行政の側面から、後半は建築法の立場から批判を展開している。著者の一貫した主張は規制から自由化へ、つまり国の画一的な規制を見直し、民間の創意工夫を応援する行政に切り替えよ、ということだ。
オーストリアなど諸外国との制度設計や風土の違いが述べられており、日本の森林の将来を考えるのに有用な本だ。
2021年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の方も書かれていたが、タイトルは森林の崩壊というより林業の崩壊の方が正しいと思われる。全体の内容とタイトルが合っていないように、文章全体の内容や構成を見ても論理的な説明に欠けるところが多いと感じた。
例えば、日本建築大工技能士会のアンケート調査結果を記載しているが、会員数2000人からとった件数が120件と、統計学的にはサンプル数としては少なすぎると思うし、それを元に論理展開していくのは大学の准教授が書く内容としてはお粗末と感じてしまった。
例えば、日本建築大工技能士会のアンケート調査結果を記載しているが、会員数2000人からとった件数が120件と、統計学的にはサンプル数としては少なすぎると思うし、それを元に論理展開していくのは大学の准教授が書く内容としてはお粗末と感じてしまった。
2009年5月11日に日本でレビュー済み
今は都会暮らしのサラリーマンです。
仕事は好きだったけれど林業を脱落しました。
この本を読んでいろいろな意味で涙がでました。
まず自分たちに立ちふさがった訳のわからない壁の構造を
言葉にしてくれた本に出合えたことに。
現場で死と隣り合わせに仕事をしているのに
机の上の空論に屈服して働かなければならない。
そのころには訳がわからなかった構造を知ることができ、
自分の心の中にあったわだかまりを解消できました。
そして現場の声にならない声を集めてもらえたこと
自分のことのように嬉しかったです。
この本は現場を実際に歩いた人にしかわからない視点で
書かれていると思います。
読んでみて大袈裟に思う人もいるかもしれませんが
現実はたぶん書くことをためらうぐらい過酷です。
「てめえらなんか山崩れに飲み込まれろ!」
そんな血の出るような叫びを飲み込んだことがある現場の人に
ぜひ読んで欲しいと思います。
仕事は好きだったけれど林業を脱落しました。
この本を読んでいろいろな意味で涙がでました。
まず自分たちに立ちふさがった訳のわからない壁の構造を
言葉にしてくれた本に出合えたことに。
現場で死と隣り合わせに仕事をしているのに
机の上の空論に屈服して働かなければならない。
そのころには訳がわからなかった構造を知ることができ、
自分の心の中にあったわだかまりを解消できました。
そして現場の声にならない声を集めてもらえたこと
自分のことのように嬉しかったです。
この本は現場を実際に歩いた人にしかわからない視点で
書かれていると思います。
読んでみて大袈裟に思う人もいるかもしれませんが
現実はたぶん書くことをためらうぐらい過酷です。
「てめえらなんか山崩れに飲み込まれろ!」
そんな血の出るような叫びを飲み込んだことがある現場の人に
ぜひ読んで欲しいと思います。
2016年1月19日に日本でレビュー済み
本書で述べられている内容は、大まかに「日本林業の現状」、「森林行政の問題点」、「著者の中欧での体験談」、「伝統的和風建築及び大工棟梁論」等から成り立っています。
まず、文から文へ、突然別の話題に飛んでしまう事が目立ち、大変読みにくかったです。国内の流域の話の次に、突然フィリピンのラワン材輸出禁止の話が出てきたりします。著者の頭の中では一つに繋がった話なのかもしれませんが、読物である以上、もう少し上手く繋いで頂きたいと思いました。行ったり来たりが多いため、論点が掴み難いです。また、変に気取った修飾過多な文章も悪目立ちしてました。
住民の行政参加や意思決定については、新書と言う限られた紙面の都合もあると思いますが説得力が弱く、単なる海外礼賛の印象を受けました。中欧の事例は著者の体験談や聞いた話が中心となっていますが、出来れば客観的なデータで論じて頂きたかったです。
全体的に、もうちょっと内容を上手く整理出来なかったのかなぁ、という一冊でした。例えば、中欧の話を1章にまとめて持ってきて、次章以降で日本林業の問題点について、比較を行いながら論じていく、というスタイルなら、もう少し良い流れになるのではと思います。
定価で買う価値があるかと聞かれれば「いいえ」と答えますし、人に勧めることもないでしょう。
まず、文から文へ、突然別の話題に飛んでしまう事が目立ち、大変読みにくかったです。国内の流域の話の次に、突然フィリピンのラワン材輸出禁止の話が出てきたりします。著者の頭の中では一つに繋がった話なのかもしれませんが、読物である以上、もう少し上手く繋いで頂きたいと思いました。行ったり来たりが多いため、論点が掴み難いです。また、変に気取った修飾過多な文章も悪目立ちしてました。
住民の行政参加や意思決定については、新書と言う限られた紙面の都合もあると思いますが説得力が弱く、単なる海外礼賛の印象を受けました。中欧の事例は著者の体験談や聞いた話が中心となっていますが、出来れば客観的なデータで論じて頂きたかったです。
全体的に、もうちょっと内容を上手く整理出来なかったのかなぁ、という一冊でした。例えば、中欧の話を1章にまとめて持ってきて、次章以降で日本林業の問題点について、比較を行いながら論じていく、というスタイルなら、もう少し良い流れになるのではと思います。
定価で買う価値があるかと聞かれれば「いいえ」と答えますし、人に勧めることもないでしょう。
2016年1月26日に日本でレビュー済み
国内外の森林の現場を渉猟してきた著者の貴重で大量な見聞が全編にわたって展開されている力作である。
特に植樹段階での樹種選択から伐採、材の産業化に至るまで、現場から乖離した政策のもたらす種々の問題点が
多くの具体例を以って訴えられており、その深刻さには戦慄を覚えた。
ただ、自分のように、(上記のような)日本の森林を巡る諸問題を端的に把握しておきたい、という気持ちで
本書を手にしたものにとっては、エッセイ的に豊富に盛り込まれた著者の体験談、エピソード部分と
森林問題についての分析の部分とが若干混在している感が否めない。
また問題分析の部分に関しても、多くの問題事例が盛り込まれ説得力があるのだが、
それらの原因が(北欧諸国の同業者に比べて大いに見劣りすると評価されている)
行政担当者の机上主義に帰されているが、欲を言えば北欧などの現場主義と日本の机上主義との相違は
何故生じたのか、その改善に向けた手がかりがないのか、といった考察も展開して欲しかった。
いずれにせよ貴重な情報の盛り込まれた、一読に値する書である。
特に植樹段階での樹種選択から伐採、材の産業化に至るまで、現場から乖離した政策のもたらす種々の問題点が
多くの具体例を以って訴えられており、その深刻さには戦慄を覚えた。
ただ、自分のように、(上記のような)日本の森林を巡る諸問題を端的に把握しておきたい、という気持ちで
本書を手にしたものにとっては、エッセイ的に豊富に盛り込まれた著者の体験談、エピソード部分と
森林問題についての分析の部分とが若干混在している感が否めない。
また問題分析の部分に関しても、多くの問題事例が盛り込まれ説得力があるのだが、
それらの原因が(北欧諸国の同業者に比べて大いに見劣りすると評価されている)
行政担当者の机上主義に帰されているが、欲を言えば北欧などの現場主義と日本の机上主義との相違は
何故生じたのか、その改善に向けた手がかりがないのか、といった考察も展開して欲しかった。
いずれにせよ貴重な情報の盛り込まれた、一読に値する書である。
2009年9月4日に日本でレビュー済み
国土を人工の針葉樹林に改良したが、
現在は輸入の木材に押され木を切らなく
なってしまった。
その結果、森の木は間伐されることなく
細い木が密集しており、木材として価値の低い
状態で放置されている。
価値の低い木材は伐採されることもないため、
さらに手入れのされない森が増えていく。
まさに負の連鎖だ。
補助金の制度を改革し、森を再生してほしい。
現在は輸入の木材に押され木を切らなく
なってしまった。
その結果、森の木は間伐されることなく
細い木が密集しており、木材として価値の低い
状態で放置されている。
価値の低い木材は伐採されることもないため、
さらに手入れのされない森が増えていく。
まさに負の連鎖だ。
補助金の制度を改革し、森を再生してほしい。