「企業研究オタク」と呼ばれるだけのことはある。
普通は気付かない、考えないポイントにスポットを当てる。
著者の膨大な研究結果から導き出される数々の「法則」は、読者に多くの気付きとヒントを与えてくれる。
また、教養本としも充分に楽しめた一冊。
一流企業を例に挙げ、普段、われわれが見逃している儲けのカラクリを、寓話を交えて分かりやすく解説している。
著者の言う「利益のポイント」を学ぶことで、力を込めるべきところはどこなのか、事業の急所を知ることができる。
例に挙がるのは一流企業ばかりだが、中小企業、零細企業、個人事業主の読者を想定していると思われる。
しかしながら、著者の示す法則は、サラリーマンであっても充分に応用が可能で、示唆に富むもの。
これから事業を起こそうとしている方は必読の書。
読んでいるのといないのでは、事業の伸びに大きな差が出ることだろう。
特に書籍の後半部分が実に読み応えがあり、思わず唸ってしまう内容。
「フロート」「キャッシュフロー」について書かれている部分は、現在の不景気を乗り切り、倒産を回避するためのポイントとなるだろう。
欲を言うならば、具体的な事例をもっと解説してほしい。
より多くの事例を消化することで、新しい発想の「こやし」としたいから。
以上を次回作に期待したい。
新品:
¥1,650¥1,650 税込
お届け日 (配送料: ¥340
):
3月30日 - 4月2日
発送元: ぐらん堂 販売者: ぐらん堂
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コーヒーとサンドイッチの法則 単行本 – 2008/12/5
竹内正浩
(著)
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購入オプションとあわせ買い
周囲から「企業研究オタク」と呼ばれる経営コンサルタントが、スターバックス、マクドナルド、帝国ホテル、ヒルトン・ホテル、F1ビジネス、SAP、ウォルマートといった実際の企業を例にとりながら、儲けのカラクリやビジネスモデルを紹介した上で、利益を獲得するための6つ戦略を解説する。
本書の特徴は、ビジネスの「裏の顔」を知ることができるという点。「裏の顔」とは、表面的な姿とは違う、ちょっとした知識がなければ見通すことのできない姿。
たとえば、スターバックス。スターバックスに行くのはコーヒー、ラテ、キャラメルマキアートといった飲料が飲みたくなったときだろう。コーヒーを売っているところと認識されているだろう。しかし、売上の約3割は、サンドイッチやドーナツといったフード類・菓子類、タンブラー、エスプレッソマシーンなどのコーヒー関連書品の売上で占められている。2008年3月のデータによると、1店舗当たり平均2000万円近くのフード類を年間で売っている。スターバックス「コーヒー」でありながら、コーヒー以外の売上のウェートも無視できない。
さらに、たとえば、帝国ホテルは客室を貸し出すことでビジネスをしているように見える。しかし、実際には利益の60%を不動産(ホテルタワー)賃貸業で上げており、実質的にはホテル事業というより不動産事業という側面が強い。また、世界的に有名なヒルトン・ホテルも、利益の40%程度をブランドや運営ノウハウの提供といった知的財産管理業であげている。このように実際の具体例をあげながら、自社に応用して、利益を獲得できるように、利益獲得のポイントを解説している。
本書の特徴は、ビジネスの「裏の顔」を知ることができるという点。「裏の顔」とは、表面的な姿とは違う、ちょっとした知識がなければ見通すことのできない姿。
たとえば、スターバックス。スターバックスに行くのはコーヒー、ラテ、キャラメルマキアートといった飲料が飲みたくなったときだろう。コーヒーを売っているところと認識されているだろう。しかし、売上の約3割は、サンドイッチやドーナツといったフード類・菓子類、タンブラー、エスプレッソマシーンなどのコーヒー関連書品の売上で占められている。2008年3月のデータによると、1店舗当たり平均2000万円近くのフード類を年間で売っている。スターバックス「コーヒー」でありながら、コーヒー以外の売上のウェートも無視できない。
さらに、たとえば、帝国ホテルは客室を貸し出すことでビジネスをしているように見える。しかし、実際には利益の60%を不動産(ホテルタワー)賃貸業で上げており、実質的にはホテル事業というより不動産事業という側面が強い。また、世界的に有名なヒルトン・ホテルも、利益の40%程度をブランドや運営ノウハウの提供といった知的財産管理業であげている。このように実際の具体例をあげながら、自社に応用して、利益を獲得できるように、利益獲得のポイントを解説している。
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2008/12/5
- ISBN-104492556257
- ISBN-13978-4492556252
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商品の説明
著者について
経営コンサルタント。1981年福岡県生まれ。九州大学在学中より株の研究を始める。2004年同大学経済学部卒業。日本市場やアメリカ市場での株取引を通して100%超の投資収益率を生み出す。2006年アメリカの経営コンサルタントの日本におけるライセンス権を取得。株式会社レブドラを設立、代表取締役に就任。経営指導を行なうと同時に、30社以上のクライアントに対して、経営戦略を中心として、マーケティング、営業等の戦略策定のコンサルティングを手がける。2007年、同社を売却。現在、独自の経営戦略論を構築しながら、経営コンサルタントとして活動中。これまで2000冊以上のビジネス書を読破。ソーシャルベンチャーに対しコンサルティングを行なう産学連携NPO、イノプレックス顧問。
登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2008/12/5)
- 発売日 : 2008/12/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 216ページ
- ISBN-10 : 4492556257
- ISBN-13 : 978-4492556252
- Amazon 売れ筋ランキング: - 891,925位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,808位その他の経営理論関連書籍
- - 3,209位マネジメント・人材管理
- カスタマーレビュー:
著者について
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竹内正浩
経営コンサルタント。1981年福岡県生まれ。九州大学経済学部卒。金銭面での母の苦労をきっかけに、学生時代よりビジネス書を2,000冊以上読むなどで、「何があっても、自力で稼ぐ人になる方法論」を研究。自らもビジネスの立ち上げを経験した後、30代で年収3000万円を実現した人300人を調査。産学連携NPO、イノプレックス顧問。著書に『コーヒーとサンドイッチの法則-「利益を獲得する」ための6つの戦略』(東洋経済新報社) https://www.denhome.co.jp http://www.takeuchimasahiro.com
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2008年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
結構面白く、言われれば、なるほどと思うが、自分の中に現在のところ、経営を真剣に考えた事がないためか、納得させれる事が多々あった。
この本を購入して費用対満足度を考えれば、十分満足しました。
その中で良かった点。
顧客の収益性。
顧客をクビにする。
ソフトバンクが買収する以前のスプリントの話が出ていたのは興味深かった。
マクドナルドがハンバーガー以外で稼いでいる。
松竹梅が一番ためになった。
確かに今までいろいろな意味で、梅は購入していなかった。
この本を購入して費用対満足度を考えれば、十分満足しました。
その中で良かった点。
顧客の収益性。
顧客をクビにする。
ソフトバンクが買収する以前のスプリントの話が出ていたのは興味深かった。
マクドナルドがハンバーガー以外で稼いでいる。
松竹梅が一番ためになった。
確かに今までいろいろな意味で、梅は購入していなかった。
2022年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ハンバーガーショップの「主力商品」は、実はハンバーガーではなく飲み物やポテトだったりする。そんなことに気づかせてくれた本。
ココイチなどのカレーショップでもたくさんのオプションがあるが、この巧みなオプションで売り上げを伸ばしたのかもしれない。そんなふうな類推をすることもできる。
でも、参考になったと思ったのはそのくらいだった。
ココイチなどのカレーショップでもたくさんのオプションがあるが、この巧みなオプションで売り上げを伸ばしたのかもしれない。そんなふうな類推をすることもできる。
でも、参考になったと思ったのはそのくらいだった。
2014年7月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白く、普段、通り過ぎていたことが見えました。
もう一度、読もうと思っています。
もう一度、読もうと思っています。
2008年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「利益ってなんですか?」
あるいは
「利益を増やすためにはどうすればいいですか?」
という質問に対して、
「売り値から仕入値を差し引いたものが利益だ。」
とか、
「仕入コストを下げて高く売ることだ。」
としか答えられないとしたら、商売をする人間として、もっとも重要な○○が
あなたには欠けている。
そういうことに気がつかせてくれる一冊です。
「コスト意識を高めることが大切だ。」と社員に口すっぱく言う経営者の方も多いと思う。
コスト意識を従業員に根付かせることに苦労している、
また、間違ったコスト意識から、産地偽装などの間違った手法に走る経営者もいる。
経営者にとって、「会社が生み出している利益はなにか?」
を15秒にまとめて即答することは必須条件だ。
これからの日本のマーケットは、そこを「答えることが出来る企業しか生き残れない」と気付いている企業しか生き残れない。
そして、そのことに気がついていない企業がまだまだ多い。
「『気付いている企業しか生き残れない』ってどういう意味だ?」
と今思っているあなたにその答えを教えてくれるだろう。
そして、「その通りだな、他の企業ってどうなんだろう」と感じているあなたに対しては
「新たな問い」を得るためのきっかけになりえる。
そんな本です。
読み終わったときに、「商売人」としての視点や思考方法がつくと思います。
新卒社員、ビジネス初心者、起業予定者、入社2年未満の人、学生にオススメ。
あるいは
「利益を増やすためにはどうすればいいですか?」
という質問に対して、
「売り値から仕入値を差し引いたものが利益だ。」
とか、
「仕入コストを下げて高く売ることだ。」
としか答えられないとしたら、商売をする人間として、もっとも重要な○○が
あなたには欠けている。
そういうことに気がつかせてくれる一冊です。
「コスト意識を高めることが大切だ。」と社員に口すっぱく言う経営者の方も多いと思う。
コスト意識を従業員に根付かせることに苦労している、
また、間違ったコスト意識から、産地偽装などの間違った手法に走る経営者もいる。
経営者にとって、「会社が生み出している利益はなにか?」
を15秒にまとめて即答することは必須条件だ。
これからの日本のマーケットは、そこを「答えることが出来る企業しか生き残れない」と気付いている企業しか生き残れない。
そして、そのことに気がついていない企業がまだまだ多い。
「『気付いている企業しか生き残れない』ってどういう意味だ?」
と今思っているあなたにその答えを教えてくれるだろう。
そして、「その通りだな、他の企業ってどうなんだろう」と感じているあなたに対しては
「新たな問い」を得るためのきっかけになりえる。
そんな本です。
読み終わったときに、「商売人」としての視点や思考方法がつくと思います。
新卒社員、ビジネス初心者、起業予定者、入社2年未満の人、学生にオススメ。
2008年12月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
企業の利益モデルを分かりやすく説いています。
特に新しい理論があるわけではないですし、
各種経営系やマーケティング系の勉強をした人にとっては
非常に当たり前の話ばかりですが、
具体例を多用して大変分かりやすく書かれています。
特に新しい理論があるわけではないですし、
各種経営系やマーケティング系の勉強をした人にとっては
非常に当たり前の話ばかりですが、
具体例を多用して大変分かりやすく書かれています。
2009年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は経営の数字を読むことに関しては全くの素人です。
そんな私でも最後まで興味を持って読むことができました。
私自身、経営者じゃないし数字のことはわからないと逃げてましたが
本や公開されているデータから、ここまでのことが読めるんだということに
驚きました。そして、著者の勉強熱心さに感服です。
どうやって儲けを出しているかという部分だけではなく
データだけでもこれだけのことが読める、わかるという部分など
いろいろと考えさせられる1冊になりました。
そんな私でも最後まで興味を持って読むことができました。
私自身、経営者じゃないし数字のことはわからないと逃げてましたが
本や公開されているデータから、ここまでのことが読めるんだということに
驚きました。そして、著者の勉強熱心さに感服です。
どうやって儲けを出しているかという部分だけではなく
データだけでもこれだけのことが読める、わかるという部分など
いろいろと考えさせられる1冊になりました。
2008年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中小零細企業コンサルタントの栢野さんのブログで、著者の竹内正浩氏が紹介されていたので、その新著を購入しました。
まだ27歳ながらも経営コンサルタント。
小さな頃借金まみれの生活を送るなど、かなり苦労された様子。
この書籍はタイトルがかなり軽い印象を受けるが、内容はオーソドックスと言えます。
日本企業だけでなくグローバル企業の例も多々使用してあり、また理論に説得力を持たせるために財務情報などの数字を活用しています。
この書籍を読むと、大手企業がどのように儲けているかのカラクリがわかります。
例えば、
リピーター戦略
製品ライン戦略
範囲の経済戦略
キャッシュフロー戦略
などは、ビジネス本を読んでいる人にとっては一度は目にしたことのある言葉。
いや、戦略内容まで知っている人も多いかもしれません。
しかし、この書籍には、その戦略内容が細かく分類されて説明されています。
大変わかりやすい。
また、普段日経ビジネスを読むなど経営戦略には通じている私でも、
戦略的提携
については、改めて納得できました。
こういう気づきが一つでもあれば、価値あるビジネス本と言えます。
各戦略の説明には、寓話などのたとえ話を活用している点は、ビジネス本初心者でも大変入りやすいと思います。
ただ、経営戦略に通じている人にとっては、たとえ話しは少し多すぎるように思える。
私は、たびたびスキップしました。
この書籍に掲載されている経営戦略は一例にすぎず、儲けのカラクリは日々目にする商品やサービスを考察することにより、見えてくると思います。
考えるということの重要性を改めて気づかせてくれた良書と言えます。
まだ27歳ながらも経営コンサルタント。
小さな頃借金まみれの生活を送るなど、かなり苦労された様子。
この書籍はタイトルがかなり軽い印象を受けるが、内容はオーソドックスと言えます。
日本企業だけでなくグローバル企業の例も多々使用してあり、また理論に説得力を持たせるために財務情報などの数字を活用しています。
この書籍を読むと、大手企業がどのように儲けているかのカラクリがわかります。
例えば、
リピーター戦略
製品ライン戦略
範囲の経済戦略
キャッシュフロー戦略
などは、ビジネス本を読んでいる人にとっては一度は目にしたことのある言葉。
いや、戦略内容まで知っている人も多いかもしれません。
しかし、この書籍には、その戦略内容が細かく分類されて説明されています。
大変わかりやすい。
また、普段日経ビジネスを読むなど経営戦略には通じている私でも、
戦略的提携
については、改めて納得できました。
こういう気づきが一つでもあれば、価値あるビジネス本と言えます。
各戦略の説明には、寓話などのたとえ話を活用している点は、ビジネス本初心者でも大変入りやすいと思います。
ただ、経営戦略に通じている人にとっては、たとえ話しは少し多すぎるように思える。
私は、たびたびスキップしました。
この書籍に掲載されている経営戦略は一例にすぎず、儲けのカラクリは日々目にする商品やサービスを考察することにより、見えてくると思います。
考えるということの重要性を改めて気づかせてくれた良書と言えます。