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マックス・ウェーバー (講談社学術文庫 1587) 文庫 – 2003/3/1
安藤 英治
(著)
- 本の長さ463ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2003/3/1
- ISBN-104061595873
- ISBN-13978-4061595873
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年6月5日に日本でレビュー済み
或る意味自然体で網羅的に書いた出色の解説書だと思う。シリーズものの1巻だった本だけに、スタイルが特定されているのか、当の思想家の全体像と人生が書かれ、その後主要書著作の紹介に入る。ウェーバーのように大きなテーマはあるが、個々の著作は独立的で、それをモザイク的(?)に再構成して全体像に迫らなければならない思想家には結果的にぴったりな纏め方だったかもしれない。末尾に「われわれにとって、ウェーバーとは何であるか?」という章を設け、ウェーバーの主張の基軸を際立たせて且つ今日的な意味を問うところは至れるつくせりだ。ウェーバーを原典で読むと個々の事実の集積に拘泥し(特に「経済と社会」は遺稿集だけにその感が強い)、バックボーンが読みとりにくくなることがあるので、本書を座右に読むと助かる。個々の事実に拘泥しながら読まないことにはウェーバーを読む楽しさも無いのだが。
2005年10月4日に日本でレビュー済み
ヴェーバーと言えば、社会科学研究者は「価値から自由」であるべき
としたということで有名だが、実はそれは1960年代の研究者の
偏向した解釈の結果である。「価値から自由になれない」というのが
ヴェーバーが前提にしたことであった。本書の著者は「歴史的・時代
的制約」を意識しながらヴェーバーの思考を辿っていく。現代にも
意味を持つヴェーバーの論考が見えてくる。
山之内靖「マックス・ヴェーバー入門」(岩波新書)と並んでヴェー
バーを素顔で捉えた好著である。しかしながら、大塚久雄のヴェーバー
解釈を信奉するグループには長く受け入れられなかったようだ。
やっとヴェーバーの本来の面白さが紹介される。
としたということで有名だが、実はそれは1960年代の研究者の
偏向した解釈の結果である。「価値から自由になれない」というのが
ヴェーバーが前提にしたことであった。本書の著者は「歴史的・時代
的制約」を意識しながらヴェーバーの思考を辿っていく。現代にも
意味を持つヴェーバーの論考が見えてくる。
山之内靖「マックス・ヴェーバー入門」(岩波新書)と並んでヴェー
バーを素顔で捉えた好著である。しかしながら、大塚久雄のヴェーバー
解釈を信奉するグループには長く受け入れられなかったようだ。
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