昨年母を亡くしました。
すっかりと落ち込んだ父に「同じような境遇の人が世の中にもいる」という
ことで少しでも気持ちを前向きに変えられるように購入しました。
父も少し前向きに生きようと考えるようになれたようです。
作者の方は凡人とはレベルの異なる方ですが、自身がガンの専門である中で
奥様をガンで亡くされたことは相当のショックだったと思われます。
人は自身の幸せや不幸を他人と比べながら「自分はまだましだ」「自分のほうが幸せだ」と
考える生き物でもあると思います。そういう意味でも同じような境遇にある方に対して
おすすめできる本だと思います。

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妻を看取る日 国立がんセンター名誉総長の喪失と再生の記録 単行本 – 2009/12/19
垣添 忠生
(著)
- 本の長さ173ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2009/12/19
- ISBN-104103212217
- ISBN-13978-4103212218
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2009/12/19)
- 発売日 : 2009/12/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 173ページ
- ISBN-10 : 4103212217
- ISBN-13 : 978-4103212218
- Amazon 売れ筋ランキング: - 433,597位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 64,113位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1947年、青森県生まれ。東北大学医学部卒業。現在、新潟大学大学院医歯学総合研究科教授(国際感染医学講座免疫学・医動物学分野)。米国アラバマ大学 留学中の1980年に「ヒトNK細胞抗原CD57に対するモノクローナル抗体」を作製。89年、胸腺外分化T細胞の存在を発見。96年、白血球の自律神経 支配のメカニズムを初めて解明。国際的な場で精力的に研究結果を発表し続け、免疫学の最前線で活躍(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『マンガで教えて安保教授!病気にならない免疫学』(ISBN-10:4837671381)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
癌センターのトップだった筆者が、癌で最愛の奥様を亡くす。
さぞお辛かったことお察しします。
・・・が、世間一般の人々が知りたい情報と筆者がアウトプットしたかった内容は若干ずれているのかもしれない。
このタイトルや帯に惹かれてこの本を読みたいと思う方々は、多分、グリーフケア、闘病実録、看護内容などについて知りたいのではないだろうか。
残念なことに、この本の主な趣旨はそこからは離れ、筆者の“思い出語り”の感がある。
奥様がいかに美しく聡明な方だったか。
駆け落ち同然で結婚し、どれだけお互い愛し合い続けたか。
おそらく、多少美化された思い出たちを反芻しながら、筆者自身がご自分を慰め励ますために綴られた文章なのだろう。
「余命を宣告された配偶者に対して何ができるだろうか。」という参考にはなるかもしれない。
ただ、自分自身が癌のプロフェッショナルで、更に資金が潤沢にあった筆者だからこそできたことも多い、という意味を差し引いて覚悟して読む必要はあるだろう。
逆に、グリーフケア関連の参考にしたいなら、あまりオススメできないかもしれない。
この部分はあまりにも個人で千差万別であるからだ。
絵を描く才能に恵まれた奥様の個展を開いて大変慰めになった、などと言われても、一般庶民からすれば、「えーっと、普通はそんなことできませんが・・・」としかならないだろう。
ただ、文章は非常に整っており、筆者が率直に思い出語りをしているからこそ、気持ちはストレートに伝わってくる内容ではあある。
残された者は、自分が強く生きてこそ、故人への何よりの供養だということに改めて気づかされた。
ちなみに、私自身がこの本を手に取ったきっかけは、立ち読みした際に「日本人男性にしては、ずいぶん奥様大好き!と素直に語っている人だな。全部読んでみよう。」と興味を持ったことによる。
近しい身内を失った経験もなく、特に目的があったわけではなかった。
だからこそ、素直に受け入れられたような気もする。
さぞお辛かったことお察しします。
・・・が、世間一般の人々が知りたい情報と筆者がアウトプットしたかった内容は若干ずれているのかもしれない。
このタイトルや帯に惹かれてこの本を読みたいと思う方々は、多分、グリーフケア、闘病実録、看護内容などについて知りたいのではないだろうか。
残念なことに、この本の主な趣旨はそこからは離れ、筆者の“思い出語り”の感がある。
奥様がいかに美しく聡明な方だったか。
駆け落ち同然で結婚し、どれだけお互い愛し合い続けたか。
おそらく、多少美化された思い出たちを反芻しながら、筆者自身がご自分を慰め励ますために綴られた文章なのだろう。
「余命を宣告された配偶者に対して何ができるだろうか。」という参考にはなるかもしれない。
ただ、自分自身が癌のプロフェッショナルで、更に資金が潤沢にあった筆者だからこそできたことも多い、という意味を差し引いて覚悟して読む必要はあるだろう。
逆に、グリーフケア関連の参考にしたいなら、あまりオススメできないかもしれない。
この部分はあまりにも個人で千差万別であるからだ。
絵を描く才能に恵まれた奥様の個展を開いて大変慰めになった、などと言われても、一般庶民からすれば、「えーっと、普通はそんなことできませんが・・・」としかならないだろう。
ただ、文章は非常に整っており、筆者が率直に思い出語りをしているからこそ、気持ちはストレートに伝わってくる内容ではあある。
残された者は、自分が強く生きてこそ、故人への何よりの供養だということに改めて気づかされた。
ちなみに、私自身がこの本を手に取ったきっかけは、立ち読みした際に「日本人男性にしては、ずいぶん奥様大好き!と素直に語っている人だな。全部読んでみよう。」と興味を持ったことによる。
近しい身内を失った経験もなく、特に目的があったわけではなかった。
だからこそ、素直に受け入れられたような気もする。
2016年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
身内を癌で亡くしたばかりです。読売新聞に著者の「死別の悲しみ」という文章を読み、この著書を購入しました。
私は以前から、グリーフケアの必要性を感じておりましたので、勉強になりました。
冷静にご自分を観察しておられます。
私は以前から、グリーフケアの必要性を感じておりましたので、勉強になりました。
冷静にご自分を観察しておられます。
2013年8月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
闘病記ははっきり言ってきらいだが、東大の優秀な研修医が、12歳も歳上の、然も膠原病という難病患者と熱愛してけっこんした。
相手の女性はどんな人だっのか
深い関心をもった。
著者も、優秀な医師であり研究熱心。
妻の語学力が夫の研究発表に、ずいぶんこうけんしたのではないかとかんじた。二人は本当にお互いを必要としていた。
がん専門医が、がんの妻を救えなかった、と仰るが、難病を抱えた妻と40年もの歳月を共に暮らせたのは垣添先生のお力に寄るとおもいます。
相手の女性はどんな人だっのか
深い関心をもった。
著者も、優秀な医師であり研究熱心。
妻の語学力が夫の研究発表に、ずいぶんこうけんしたのではないかとかんじた。二人は本当にお互いを必要としていた。
がん専門医が、がんの妻を救えなかった、と仰るが、難病を抱えた妻と40年もの歳月を共に暮らせたのは垣添先生のお力に寄るとおもいます。
2016年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
癌治療の専門家の力をもってしても こういう事なのか よくわかった。 癌はメカニズムも治療法もほとんど確立されていない 病気なのだ。 その中で行われる医療・治療にどこまでの期待を持ってよいのだろうか。 成る様にしかならないのなら 最愛の妻がこういう状態になったとき できることは 素人が必死に勉強して知恵を絞って頑張っても 癌治療の専門家とあまり違いがないのではないか・・・ 自分が妻の闘病に寄添い してあげた事は それ程遜色がなかったのだ と 妻を見送って数年後の自分を慰め 勇気づけはしてくれたけれども 一方で 癌という病気のメカニズム解明や治療研究が あまりにも進んでいない現状に 驚くのである。
2023年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
父が癌になったことで、他の家族は身内が癌になったとき、どんなふうに受け止め、対応しているのだろう、亡くなった後、どうやって心の整理をつけているんだろう、と気になって購入しました。
2014年4月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小生も闘病お20数年、入院8年半の末にこの世を去った妻がいた。
間もなくこの本のタイトルに惹かれ購入したが、この本の著者とは全然感覚が合わない。
本当んに愛して いるなら介護も苦にならない。ただ 本人が可哀想でならなかった。
間もなくこの本のタイトルに惹かれ購入したが、この本の著者とは全然感覚が合わない。
本当んに愛して いるなら介護も苦にならない。ただ 本人が可哀想でならなかった。