
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
イビチャ・オシムのサッカー世界を読み解く (サッカー批評叢書) 単行本 – 2007/4/1
西部 謙司
(著)
オシム監督のジェフ時代のサッカーから、代表監督としての試合まで、WEBサイト「スポーツNAVI」の連載コラムでサッカーライター・西部氏が発表してきた試合レポートをベースに大幅な書き下ろしを加えた内容。オシム戦術の全てが分かる一冊!
- 本の長さ250ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2007/4/1
- ISBN-10457529960X
- ISBN-13978-4575299601
この商品を買った人はこんな商品も買っています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 双葉社 (2007/4/1)
- 発売日 : 2007/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 250ページ
- ISBN-10 : 457529960X
- ISBN-13 : 978-4575299601
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,052,522位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 26,427位スポーツ (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年10月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これほどの名将はまず今後も現れないでしょう。本当に病気がなかったら…日本代表にとって惜しかったです。
2007年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
基本的に、著者が観戦したジェフの試合について記した、
WEB上の不定期コラム『犬の生活』を編集し直し、
そこに書き下ろしの短い文章をつけ加えただけの本なので、
オシム個人の伝記的事実などについての記述はない。
著者自ら記しているように、オシムを協会に強奪された傷口が疼くのか、
今さら「オシム本」を1冊増やすのも、というためらいがあったのか、
木村元彦の著書に漲っているような熱はさほど感じられず、
終始、淡々とフォーメーションとシステムについて語っている印象がある。
ジェフサポなら、「03年のCFは巻じゃなく、ヨンスだったな〜」
「茶野とか村井とか、代表クラスを磐田に引き抜かれたよな〜」
「山岸とか水野とか水本とか青木孝太とか、若手はいいのがいるんだけどな〜」
「あーあ、もう阿部も坂本隊長もいなくなっちったな・・・」
とか言いながら、しみじみ昔を懐かしむこともできるかもしれないが、
ジェフのサッカーについては何も知らない人間が、
代表の未来像を描こうとして本書を読んでみても、
たぶん徒労に終わるんじゃないかと思うので、注意が必要。
ちなみに、最近のジェフの絶不調については、
著者はすでに「今年は残留でいい」と諦めモードに入っているようだ。
それは著者が言うように、「カウンター主体の中位チームだったジェフが、
いつのまにかポゼッション主体の追われる立場に立たされたがために、
否応なく味わうことを強いられた生みの苦しみ」なのか、
あるいは、基本的にはイビチャと同じ路線を取っているはずの、
息子アマルの指導力・カリスマ不足によるものなのか、
はたまた、やはり阿部と坂本が抜けた穴が大きい上に、
前線に点を取れる外国人選手がなぜか一人もいないという、
(現在のJの強豪クラブは、浦和のワシントンとポンテ、G大阪のマグノアウベスとバレー、
川崎のジュニーニョとマギヌンの如く、質の高い外国人選手を前線に複数配している。)
しごく当たり前の理由によるものなのかはわからないが、
いずれにしても、ジェフサポとしては著者とともに、
今後もジェフと代表の双方をウォッチして行きたいと思う。
WEB上の不定期コラム『犬の生活』を編集し直し、
そこに書き下ろしの短い文章をつけ加えただけの本なので、
オシム個人の伝記的事実などについての記述はない。
著者自ら記しているように、オシムを協会に強奪された傷口が疼くのか、
今さら「オシム本」を1冊増やすのも、というためらいがあったのか、
木村元彦の著書に漲っているような熱はさほど感じられず、
終始、淡々とフォーメーションとシステムについて語っている印象がある。
ジェフサポなら、「03年のCFは巻じゃなく、ヨンスだったな〜」
「茶野とか村井とか、代表クラスを磐田に引き抜かれたよな〜」
「山岸とか水野とか水本とか青木孝太とか、若手はいいのがいるんだけどな〜」
「あーあ、もう阿部も坂本隊長もいなくなっちったな・・・」
とか言いながら、しみじみ昔を懐かしむこともできるかもしれないが、
ジェフのサッカーについては何も知らない人間が、
代表の未来像を描こうとして本書を読んでみても、
たぶん徒労に終わるんじゃないかと思うので、注意が必要。
ちなみに、最近のジェフの絶不調については、
著者はすでに「今年は残留でいい」と諦めモードに入っているようだ。
それは著者が言うように、「カウンター主体の中位チームだったジェフが、
いつのまにかポゼッション主体の追われる立場に立たされたがために、
否応なく味わうことを強いられた生みの苦しみ」なのか、
あるいは、基本的にはイビチャと同じ路線を取っているはずの、
息子アマルの指導力・カリスマ不足によるものなのか、
はたまた、やはり阿部と坂本が抜けた穴が大きい上に、
前線に点を取れる外国人選手がなぜか一人もいないという、
(現在のJの強豪クラブは、浦和のワシントンとポンテ、G大阪のマグノアウベスとバレー、
川崎のジュニーニョとマギヌンの如く、質の高い外国人選手を前線に複数配している。)
しごく当たり前の理由によるものなのかはわからないが、
いずれにしても、ジェフサポとしては著者とともに、
今後もジェフと代表の双方をウォッチして行きたいと思う。
2008年8月2日に日本でレビュー済み
僕にとっての「よいサッカー本」の基準の一つに「読んでいてサッカーがやりたくなる」というのがある。
本書を読んで、久々にサッカーを「やりたく」なった。
内容的にはオシム監督時代のジェフ千葉のゲーム21試合に関するマッチレポートと、本書編集に際して書き下ろされたマッチレポート各々に関する解説が中心。
著者である西部氏の視点からオシムサッカーをまさに「読み解いて」いる。
僕がサッカーを「やりたく」なったのも、そのあたりの充実度に起因する。
最終章として「イビチャ・オシムの言葉から」という、オシム本「必須アイテム」が設けられているが、編集サイドとしてもコレがないと本の体裁にならんと判断したのだろう。
しかし、明らかに踏み込み不足で蛇足の感は免れず、☆1つ損したな、という感じ。とはいえ、本書でもっとも印象に残ったフレーズは最終章からで、「オシムの面白さと本領は、おそらく決断の瞬間にある。迷っているようで迷っておらず、最後の瞬間まで決めないが、最後は即座に決める」。
しょっちゅう迷いまくっていた前々任者や、あまりにも迷いがなくて周りがサジを投げた前任者が、このくだりを読んだらどういう感想を漏らすだろうか?
本書を読んで、久々にサッカーを「やりたく」なった。
内容的にはオシム監督時代のジェフ千葉のゲーム21試合に関するマッチレポートと、本書編集に際して書き下ろされたマッチレポート各々に関する解説が中心。
著者である西部氏の視点からオシムサッカーをまさに「読み解いて」いる。
僕がサッカーを「やりたく」なったのも、そのあたりの充実度に起因する。
最終章として「イビチャ・オシムの言葉から」という、オシム本「必須アイテム」が設けられているが、編集サイドとしてもコレがないと本の体裁にならんと判断したのだろう。
しかし、明らかに踏み込み不足で蛇足の感は免れず、☆1つ損したな、という感じ。とはいえ、本書でもっとも印象に残ったフレーズは最終章からで、「オシムの面白さと本領は、おそらく決断の瞬間にある。迷っているようで迷っておらず、最後の瞬間まで決めないが、最後は即座に決める」。
しょっちゅう迷いまくっていた前々任者や、あまりにも迷いがなくて周りがサジを投げた前任者が、このくだりを読んだらどういう感想を漏らすだろうか?
2007年5月13日に日本でレビュー済み
著者がWEB上に書いていたコラムに、現在の分析を肉付けした形の内容で、今まで著者が雑誌その他で述べてきたこととそう大きくは変わらない内容。ただ、オシムの人柄や生い立ちをクローズアップしたいわゆる『オシム本』とは、全くことなる。この本に出てくる内容は、基本的にサッカーに関することだけ。
しかも、殆どがオシムが率いていたジェフに関する分析なので、私の様なジェフサポなら楽しめるが、それ以外の人が読んで楽しめるかは微妙。これからの日本代表を予測する上で参考にはなると思うが。
ジェフサポとしては、回想録として楽しめたが、それより、今苦しんでいるチームの先行きが心配になった。A3の蔚山戦がピークだったとすれば、今は下降曲線を辿っている気がしてならない。走るポゼッション・サッカーの先には何が見えるのか? また、ジェフに必要なものは何なのか? それが気になった。
しかも、殆どがオシムが率いていたジェフに関する分析なので、私の様なジェフサポなら楽しめるが、それ以外の人が読んで楽しめるかは微妙。これからの日本代表を予測する上で参考にはなると思うが。
ジェフサポとしては、回想録として楽しめたが、それより、今苦しんでいるチームの先行きが心配になった。A3の蔚山戦がピークだったとすれば、今は下降曲線を辿っている気がしてならない。走るポゼッション・サッカーの先には何が見えるのか? また、ジェフに必要なものは何なのか? それが気になった。
2007年8月19日に日本でレビュー済み
市原時代のオシムサッカー分析。
「マンマーク守備」など驚きもあるが、「走るサッカー」などどうしても既視感がぬぐえない。名著「オシムの言葉」や、報道などで事前に目にするため、サッカー本の限界を感じてしまう。
ただ、西部謙司の戦術分析・筆力は素晴らしい。
次に期待か。
「マンマーク守備」など驚きもあるが、「走るサッカー」などどうしても既視感がぬぐえない。名著「オシムの言葉」や、報道などで事前に目にするため、サッカー本の限界を感じてしまう。
ただ、西部謙司の戦術分析・筆力は素晴らしい。
次に期待か。
2020年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Jリーグファンにはイビチャ・オシムさんは、とくに新しいサポーターの方には、ジェフ千葉でどんな戦いをしてきたのか、今となっては知る術がなかなかないですが、このご著書はイビチャ・オシムさんのジェフ千葉での功績を、誠実に追った最もご誠実な良書なのではないでしょうか。西部謙司さんご自身が私財を投じてジェフ千葉を遠方アウェーまでご取材に行かれるジェフ千葉の大ファンをご自認されていることをご公言されている方です。増刷を強く望みますし、イビチャ・オシムさんのジェフでのお仕事を客観的にお知りになりたい方におすすめの好著です。