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左手の証明―記者が追いかけた痴漢冤罪事件868日の真実 単行本 – 2007/6/1
購入オプションとあわせ買い
●もうひとつの『それでもボクはやってない』
2003年10月22日。西武新宿線で通勤中だった正広(仮名)は、女子高生に痴漢
と間違われ逮捕された。どこにでもいるごく普通のサラリーマンが、ある日突然
身に覚えのない罪で容疑者となり、身柄を拘束され、その日から地獄の日々が始
まった----。
警察や検察にどれだけ無実を訴えても、一方的に犯罪者扱いされてしまう正
広。社会的信用を失い、まだ幼い子供を抱えた妻も精神的に病んでしまう。しか
し、周囲に励まされながら、正広は法廷で死に物狂いに無罪を立証しようとし
た。
2年以上におよぶ裁判を闘い抜き、正広はいかに無実を勝ち取ることができた
のか? 裁判で論点となる「左手」の真実とはいったい? 新聞記者が丹念に取
材を重ね、裁判記録をもとに再構成した衝撃の法廷ドラマ。
痴漢冤罪は普通の日常生活の中に潜んでいる。日本の裁判制度の矛盾点を象徴
している。この本は、無実の罪で捕まったサラリーマンが、命がけで無実をつか
みとるまでの壮絶な闘いの記録である。
●逆転無罪を勝ち取る法廷ドラマ
Point1
裁判記録をもとに再構成しているので、驚くほど裁判のやり取りが詳細
Point2
有罪判決から無罪判決へ逆転させる弁護のポイントがわかりやすい
Point3
痴漢裁判がどのような工程で行われ、論点が何かがよくわかる
●痴漢裁判はまさに死闘の連続
Point1
痴漢容疑で逮捕されると、どのように起訴され、裁判で闘うかよくわかる
Point2
警察や検察のずさんな捜査、乱暴な対応が明らかに
Point3
痴漢裁判が当事者たちの精神に与える影響を丁寧に描写している
- 本の長さ322ページ
- 言語日本語
- 出版社ウィズワークス
- 発売日2007/6/1
- ISBN-104901491660
- ISBN-13978-4901491662
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商品の説明
著者について
実(おざわ・みのる)
1965年生まれ、東京都出身。1987年に共同通信社に入社し、現在、メディア局編
集部勤務。プライベートな時間を使って身近な社会問題を中心に取材している。
著作には、DV(ドメスティック・バイオレンス)から逃れて自分の新しい生
き方を模索する女性たちを描いた『光ある場所へ DVに気づいた女性た
ち』(旬報社刊)がある。
登録情報
- 出版社 : ウィズワークス (2007/6/1)
- 発売日 : 2007/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 322ページ
- ISBN-10 : 4901491660
- ISBN-13 : 978-4901491662
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,195,191位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,369位法律入門
- カスタマーレビュー:
著者について

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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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大変に読みやすく、怒りとともに一気に読んでしまいました。
一読の価値ありだと感じます。力いっぱいお勧めしたい一冊です。
私も昔、痴漢扱いされかかったことがある。相手はうら若きOL風。私はまだ中3だった。子供でも犯罪者扱いしたがる一部の女性にとっては、中年オジンなど、地獄に墜ちてもどってこたぁない、格好の標的、餌食なのだろう。だから、本書で描かれた話は他人事ではない。
満員電車に揺られ、急ブレーキで倒れかかり、ついうっかりお隣の女性に触れてしまった。これだけで痴漢呼ばわり、人生を否定され平和な生活を破壊されるのだから・・・。
世の女性に問いたい。あなたは、男どもを痴漢に貶めることで快感や優越感、自己満足を得ているのか、と。あなたの悲鳴ひとつで、相手の男の人生が一瞬のうちに破壊され、社会的に抹殺される、という事の重大さを理解できるか、と。
女性のみなさん、大多数の男は、あなたを触りたくて触ってなどいないのですよ。どんなにチャーミングな相手でも、いや、だからこそ、穢したくない、というちゃんとした理性や良識は持っているものなのです。
ぜひにもこの本を読んでみてください。そして、「うっかり触れた」と「わざと触った」の違いだけは理解してください。
「悲鳴を上げるな」と言うのではないですよ。そこだけは誤解しないでくださいね。ただ、しょっちゅう「オオカミがきた」と叫んでいては、イザというとき誰も信じてくれませんよ。
もちろん、周防氏の作品は複数の裁判を取材した結果を元にしたフィクションであるのに対し、小澤氏の作品は実際の固有の裁判を追ったノンフィクションです。主人公の年齢も家族構成も違っています。違う物語であるはずなのですが、ひとたびチカンとみなされて逮捕されてしまうと、驚くほど同じ扱いが待っているのです。
頭ごなしに犯人として扱われ、否認すれば拘置延長が待っています。長い取り調べと裁判を乗り越えるためには、強い意志と闘争資金が必要です。
本来なら推定無罪で判決を下さなくてはならないはずなのに、裁判官も一種の役人に過ぎず、推定有罪で審理を進めてしまう。
ずさんな捜査が明るみに出ても、裁判官の有罪推定は変わらず、本書の場合も、納得できない有罪判決が下りました。
周防監督の映画と違うのは、一審で終わることなく、高等裁判所での法廷闘争も詳細に追っているところです。
執念の控訴審では、一審の際に明らかになった警察の怠慢や予断を具体的に指摘し、一審の裁判官の判断がいかに間違っていたかを一つひとつ立証していきました。
迎えた高等裁判所の判決は、逆転無罪でした。
よかった!
でも、主人公が冤罪に巻き込まれて失ったもの――特に家族の健康が損われ、信頼関係にもヒビが入りかけたこと――が多いことを考えると、単純に喜んでオシマイというわけにいきませんでした。
やっぱり冤罪の構図はなんとかしなければいけない。
一般人の読者がどうやったら冤罪の構図を無くすことができるのか。そんなことが分からなくても、義憤の燃え上がる一書でした。