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怖くて飲めない!: 薬を売るために病気はつくられる (ヴィレッジブックス N モ 2-1) 文庫 – 2008/1/1
- 本の長さ291ページ
- 言語日本語
- 出版社フリュー
- 発売日2008/1/1
- ISBN-104863329431
- ISBN-13978-4863329430
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登録情報
- 出版社 : フリュー (2008/1/1)
- 発売日 : 2008/1/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 291ページ
- ISBN-10 : 4863329431
- ISBN-13 : 978-4863329430
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,468,649位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
健康な人を病気にしたてて薬を売りつける手法がよくわかります。ヨーロッパは賢いから市場としては成り立たず、結果日本がいいカモになっています。高血圧、高コレステロール、骨そしょう症。そもそも病気でもなんでもない単なる加齢。ありがたがって薬を飲む人間は目を覚まさないと。
2015年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なぜ、都会に病院が多いのか、離島に少ないのか、この本を読めば少しはわかるかも知れません。
2011年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「。。。そうした広告では、くしゃみ、薄毛、肥満など、ごくふつうの現実を、あたかも病気の一症状のように描写していた。」(本文より)
この本では、製薬業界の近年の広告トレンドが紹介されています。わけても顕著なのは、「日常生活でごくふつうに経験することを、薬による治療が必要な病気の徴候として売り込もうとする宣伝がどんどん増えている」(本文より)ことです。
単なる運動不足、睡眠不足、食べ過ぎ、ストレスによる不調や疲れが原因と思われることにも薬で対処させようとしているトレンドが、近年日本でも一般化されつつある「パニック障害・骨粗しょう症・過敏性腸症候群・高血圧・注意欠陥障害・更年期障害・高コレステロール・性機能障害」などの「症状」を題材に紹介されています。
この著者の分析で面白かったのは、人々の視野が狭められていっている結果、脳内や血液の化学物質をなんとかすれば、すべてが解決するという志向も醸成されやすいという文化学的な背景です。
たとえば、対人関係や過剰な競争意識などから生じるストレスにも、薬で対処できると。でもこれは薬をいくら飲んでも、環境を変えない限り解決しないことです。
他には、病気の定義を曖昧にして、正常と病気の境界をあやふやにすることによって症状に当てはまる人が激増するなどなど。
薬を売るためにここまで洗練されたマーケティング戦略を生みだす技能に感心するとともに、今後はどんなマーケティング戦略を用いて新しい「症状」を生みだして人々に薬を売り込んでいくのか、関心をそそられます。
と同時に、医師やメディアコンテンツに対する健全な懐疑主義もこれからますます重要になってくると思います。
この本では、製薬業界の近年の広告トレンドが紹介されています。わけても顕著なのは、「日常生活でごくふつうに経験することを、薬による治療が必要な病気の徴候として売り込もうとする宣伝がどんどん増えている」(本文より)ことです。
単なる運動不足、睡眠不足、食べ過ぎ、ストレスによる不調や疲れが原因と思われることにも薬で対処させようとしているトレンドが、近年日本でも一般化されつつある「パニック障害・骨粗しょう症・過敏性腸症候群・高血圧・注意欠陥障害・更年期障害・高コレステロール・性機能障害」などの「症状」を題材に紹介されています。
この著者の分析で面白かったのは、人々の視野が狭められていっている結果、脳内や血液の化学物質をなんとかすれば、すべてが解決するという志向も醸成されやすいという文化学的な背景です。
たとえば、対人関係や過剰な競争意識などから生じるストレスにも、薬で対処できると。でもこれは薬をいくら飲んでも、環境を変えない限り解決しないことです。
他には、病気の定義を曖昧にして、正常と病気の境界をあやふやにすることによって症状に当てはまる人が激増するなどなど。
薬を売るためにここまで洗練されたマーケティング戦略を生みだす技能に感心するとともに、今後はどんなマーケティング戦略を用いて新しい「症状」を生みだして人々に薬を売り込んでいくのか、関心をそそられます。
と同時に、医師やメディアコンテンツに対する健全な懐疑主義もこれからますます重要になってくると思います。
2013年8月31日に日本でレビュー済み
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薬局の手伝いをしているとき、ふと、とある薬の説明書が目に留まり、、、、
なに・・・・この薬のむと自殺するって!!でもって、効果ないのか!!!
説明書にここまで書いてあって、何故に処方するのだろうか。。。。
それがきっかけでした。
なに・・・・この薬のむと自殺するって!!でもって、効果ないのか!!!
説明書にここまで書いてあって、何故に処方するのだろうか。。。。
それがきっかけでした。
2012年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
薬は毒(クスリのリスク)ということを知らない医師はいない。日本の公立病院の6割以上が赤字経営で病院の倒産も珍しくない昨今、経営のために薬や治療法の営業に乗らざるを得ない実情を踏まえれば、本著で描かれているような薬の営業活動にさらされつつ処方する医師のジレンマは相当なものだと推察できる。その点に同情しつつ、患者はさらに賢明・慎重になることが必要だろう。
ちなみにアメリカの医師にこの本の話をしたら、2年ほど前にお達しが出て、以前はどっさりもらっていた薬の名前入りボールペンを受け取らなくなったという。なんとなく“三方一両損”のような調子でものごとが流れていく日本と違って、攻守・損得がハッキリしているアメリカらしく、感心した。
ちなみにアメリカの医師にこの本の話をしたら、2年ほど前にお達しが出て、以前はどっさりもらっていた薬の名前入りボールペンを受け取らなくなったという。なんとなく“三方一両損”のような調子でものごとが流れていく日本と違って、攻守・損得がハッキリしているアメリカらしく、感心した。
2008年7月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小さなお子さんをお持ちの親御さんは、第四章だけでも読んでください。
他の病気についてはある程度自己責任で、自分でおかしく思わなければ、害をこうむるのは自分だけですむのですが、子供は親しだいで、自分ではどうすることもできません。
ADHDという新しい障害名の裏に一体何があるのか、それは全ての親が知っておかなくてはいけないことだと思います。
少し前までは「のび太・ジャイアン症候群」の大ヒットのせいもあり、問題を起こす子供はみなADHDではないだろうかと思われたものでした。子供をおとなしくさせるためにリタリンを心理的に強要する幼稚園の園長までいました。親の会を批判することなども、あってはならないことのように思われていますが、この本を読むと、批判すべき対象であることが分かります。(日本で最大の親の会も、CHADD傘下です)
他の病気についてはある程度自己責任で、自分でおかしく思わなければ、害をこうむるのは自分だけですむのですが、子供は親しだいで、自分ではどうすることもできません。
ADHDという新しい障害名の裏に一体何があるのか、それは全ての親が知っておかなくてはいけないことだと思います。
少し前までは「のび太・ジャイアン症候群」の大ヒットのせいもあり、問題を起こす子供はみなADHDではないだろうかと思われたものでした。子供をおとなしくさせるためにリタリンを心理的に強要する幼稚園の園長までいました。親の会を批判することなども、あってはならないことのように思われていますが、この本を読むと、批判すべき対象であることが分かります。(日本で最大の親の会も、CHADD傘下です)
2017年9月13日に日本でレビュー済み
毎回健康診断で、コレステロール値が高い、血圧が低い、と指摘される。全く気にしない。私の身体は快適・快調・快活だ。人間は、同一規格で製造される工業製品ではない。個々の違い、ばらつきがあって当然。鬱病を薬で治療することに疑問がある。彼女が憂鬱になる具体的な原因を取り除かない限り、問題は永遠に解決しない。職場の人間関係で鬱々としているのなら、転職して新しい環境で再出発することが、ひとつの方法である。「製薬会社が薬を売るために新しい病気を作る」事実を、この本は暴露している。薬を売るためには、恐怖心を刺激し不安感を煽ることが一番効果的なことを、彼らはよく知っている。製薬業界に限らず、教育、医療・福祉、保険、政治、刑務所、果ては戦争までビジネスにして、暴利を貪るアメリカ。世界が徐々にアメリカナイズされて、今より住みにくい場所になりはしないかと、憂慮しつつ、世界の動きを注視している。
2007年1月22日に日本でレビュー済み
この本において報告されているのは主に欧米の事例ではありますが、日本でも徐々に教育と言う名のマーケティングが行なわれているのだという事実に愕然とします。
確かに薬が必要な人がいるのは確かではありますが、その絶対数というのは少ないのが事実…つまり裾野を広げて売り上げを伸ばすためには本来なら病気の範疇に入らない人に「あなたは実は病気ですよ、この薬で解決しましょう」とささやいているのです。そこで使われている統計という名のマジック…。もしくは疫学的統計という名のまやかしに人々は絡めとられてしまっているのです。
そしてその先に待っているのは一度飲み始めたらやめることができない薬など…(病気に対するリスクを下げるどころかリスクを高くしてしまうものさえあります)。
確かに薬は何でも解決してくれるように見えますが、(というよりは薬で何でも解決できるという短絡的思考こそ見直す必要があります)それには当然のことながらリスクが伴うという事実も忘れてはならないことです。薬に対してメリットのみに目がいきがちですが、今一度薬のリスクとは何かを考えさせられるものです。
確かに薬が必要な人がいるのは確かではありますが、その絶対数というのは少ないのが事実…つまり裾野を広げて売り上げを伸ばすためには本来なら病気の範疇に入らない人に「あなたは実は病気ですよ、この薬で解決しましょう」とささやいているのです。そこで使われている統計という名のマジック…。もしくは疫学的統計という名のまやかしに人々は絡めとられてしまっているのです。
そしてその先に待っているのは一度飲み始めたらやめることができない薬など…(病気に対するリスクを下げるどころかリスクを高くしてしまうものさえあります)。
確かに薬は何でも解決してくれるように見えますが、(というよりは薬で何でも解決できるという短絡的思考こそ見直す必要があります)それには当然のことながらリスクが伴うという事実も忘れてはならないことです。薬に対してメリットのみに目がいきがちですが、今一度薬のリスクとは何かを考えさせられるものです。