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よろこびの歌 単行本 – 2009/10/17
宮下 奈都
(著)
御木元玲は著名なヴァイオリニストを母に持ち、声楽を志していたが、受かると思い込んでいた音大附属高校の受験に失敗、新設女子校の普通科に進む。挫折感から同級生との交わりを拒み、母親へのコンプレックスからも抜け出せない玲。しかし、校内合唱コンクールを機に、頑なだった玲の心に変化が生まれる――。あきらめ、孤独、嫉妬……見えない未来に惑う少女たちの願いが重なりあったときにあふれ出す希望の調べ。いま最も注目すべき作家が鮮烈に描く、青春小説の記念碑!
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社実業之日本社
- 発売日2009/10/17
- ISBN-104408535605
- ISBN-13978-4408535609
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商品の説明
著者について
宮下奈都 (みやした・なつ)
1967年福井県生まれ。上智大学文学部哲学科卒業。2004年「静かな雨」(文學界新人賞佳作)で作家デビュー。2007年に発表された書き下ろし長編『スコーレNo.4』(光文社)、2009年刊行の『遠くの声に耳を澄ませて』(新潮社) がともにメディアで絶賛される。瑞々しさと温かさを兼ね備えた文体で、迷いながらも生きることに真摯な登場人物たちが魅力の、いま最も注目される新進作家のひとり。アンソロジー収録短編に「日をつなぐ」(『コイノカオリ』所収)、「手相観の七年」(『旅立ち。卒業、十の話』所収)、「空の青さを」(『COLORS』所収)などがある。
1967年福井県生まれ。上智大学文学部哲学科卒業。2004年「静かな雨」(文學界新人賞佳作)で作家デビュー。2007年に発表された書き下ろし長編『スコーレNo.4』(光文社)、2009年刊行の『遠くの声に耳を澄ませて』(新潮社) がともにメディアで絶賛される。瑞々しさと温かさを兼ね備えた文体で、迷いながらも生きることに真摯な登場人物たちが魅力の、いま最も注目される新進作家のひとり。アンソロジー収録短編に「日をつなぐ」(『コイノカオリ』所収)、「手相観の七年」(『旅立ち。卒業、十の話』所収)、「空の青さを」(『COLORS』所収)などがある。
登録情報
- 出版社 : 実業之日本社 (2009/10/17)
- 発売日 : 2009/10/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 208ページ
- ISBN-10 : 4408535605
- ISBN-13 : 978-4408535609
- Amazon 売れ筋ランキング: - 829,413位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年3月11日に日本でレビュー済み
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瑞々しい言葉を紡いで、としみじみ想う。それが心地好くて、急がないで読み続けていたくなる。あれ、小説作品はあらかた読んでしまったようだ。エッセイは苦手と書いたはったけど、謙遜でしかないのは知っている。
2023年3月25日に日本でレビュー済み
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孫娘が志望の高校を受験して合格したのだが、発表までの期間に、できなかったところを思い出しては落ち込んでいたようなので、この本を送った。本の主人公は声楽志望だが音大付属高に不合格。普通高で合唱の指揮をまかせられて立ち直っていく。続編の『終わらない歌』は同じ主人公の大学生活が描かれている。その最終章の「終わらない歌」では、ミュージカルに出演することになり、舞台稽古で歌う姿が圧巻だった。この章は何度も読み返している。
2018年3月9日に日本でレビュー済み
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様々な事情で私立女子校に集まってきた女生徒達。
声楽家を目指しながら普通の高校に進学した御木元 玲は
ふとしたことから合唱の指揮を担当することになり…。
彼女を励まそうとした歌声が彼女を変え、
変わった彼女が歌った仲間たちをまた変えていく、
その相互作用が美しい物語を紡いでいきます。
ドレミファソラシの7章の短編連作、
秋から春へと移ろう季節を見事に描き出しています。
心を合わせる合唱の素晴らしさを改めて感じました。
声楽家を目指しながら普通の高校に進学した御木元 玲は
ふとしたことから合唱の指揮を担当することになり…。
彼女を励まそうとした歌声が彼女を変え、
変わった彼女が歌った仲間たちをまた変えていく、
その相互作用が美しい物語を紡いでいきます。
ドレミファソラシの7章の短編連作、
秋から春へと移ろう季節を見事に描き出しています。
心を合わせる合唱の素晴らしさを改めて感じました。
2018年10月26日に日本でレビュー済み
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途中おもろくなくたったが、最後は盛り上がった。まあ、わざとらしいフィクション感はあったが。
2020年4月4日に日本でレビュー済み
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読み進めていくうちにどんどん花開いていく
なんだかホッとできる作品でした。
玲とひかりの境遇や性格、考えてることが
そっくりなのでとても共感できました。
続編が3年後という設定なので少し間を置いて
読んでみたいと思います。
なんだかホッとできる作品でした。
玲とひかりの境遇や性格、考えてることが
そっくりなのでとても共感できました。
続編が3年後という設定なので少し間を置いて
読んでみたいと思います。
2020年5月25日に日本でレビュー済み
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感動しました。一つの歌を皆(それぞれが、苦しみや問題や日常生活のわずらわしさや劣等感等を味わいながら、一緒に歌うことによって、それぞれが、それぞれのままで、明るい未来に通じる何かを見つけて幸せを感じる。いいですね。
2020年1月23日に日本でレビュー済み
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最初ら静かにはじまったけど、最後は涙が溢れるような、感動。よろこびの歌!
2018年6月27日に日本でレビュー済み
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高一・中一の孫娘が居るので、女性の作家の作品故、女性の思春期の考え方の理解の一助。興味深く読み終えた。