時をかける少女 【完全生産限定版】 [DVD]
フォーマット | ワイドスクリーン, 色 |
コントリビュータ | 中尾明慶, 谷口正晃, 仲 里依紗 |
稼働時間 | 2 時間 2 分 |
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商品の説明
【完全生産限定版】
■豪華2枚組(本編DVD+特典DVD)
特典DVDにはスピンオフムービー「光の惑星」、舞台挨拶、ほか収録予定
■特製フォトブックレット(32P予定)
■スリーブ入り特製デジパック仕様
■オーディオコメンタリー
【限定版&通常版共通特典】
■メイキング映像収録
※特典は告知なく変更になる場合がございます。
※完全生産限定版には数に限りがございます。
【STORY】
高校卒業を目前に控えた芳山あかりは、母・和子が薬学者として勤める大学にも無事合格し、新たな生活に胸を弾ませていた。
ところが、和子が交通事故に遭い事態は一転。「過去に戻って、深町一夫に会わなくては・・・」と必死に訴えながら昏睡状態に陥った母の願いを叶えるため、和子が開発した薬を使って1972年4月にタイム・リープすることを決心する。
時空を飛び越え到着した過去の世界は、なんと1974年2月。間違えて行くべき場所から2年も経った時代に飛んでしまったあかりは、そこで偶然出会った映画監督志望の大学生・涼太とともに深町一夫探しを始める。
四畳半一間のアパートに同居し涼太の映画製作を手伝ううちに、やがてあかりは涼太に恋心を抱き始めるが・・・。
時をこえて愛され続ける名作が生まれ変わりました!!
■公開規模全国110館!!パブリシティ1,600媒体!!各国の映画祭に出品決定!
中国・上海映画祭(6月)
韓国・プチョン映画祭(7月)
イギリス・Sci-Fi映画祭(11月)
イギリス・香港ほか海外でも配給決定!
■本作でブレイク! 今一番旬な女優・仲里依紗初主演!
主演は、2006年に公開され大反響を呼んだアニメ版「時をかける少女」のヒロイン・紺野真琴の声も担当した仲 里依紗。
切なく、爽やかな感動を届けた、みずみずしくかつユーモア溢れる演技は各界で大絶賛!!見事2010年版「時かけ」のヒロインを演じきった。
※6月25日付 女子高生が選ぶ「上半期“最もブレイク”した女優」で仲里依紗が1位を獲得。
■何度もリメイクされている、不朽の名作・最新版!
原作小説の登場から約半世紀に渡って、幾度となく映像化・映画化されている「時かけ」が鮮烈に生まれ変わった!
「原作者・筒井康隆氏のアイデア」×「製作陣の熱い想い」により見事実現した、原作小説の“その後”の物語。
最先端VFXによるタイム・リープや、情緒豊かに再現された70年代の街並みやファッションなど、こだわりの映像にも注目。
■いきものがかりの楽曲が「時かけワールド」を更に盛り上げる!!
・主題歌:「ノスタルジア」 いきものがかり (作詞・作曲/水野良樹 編曲/島田昌典)
・挿入歌:「時をかける少女」 いきものがかり (作詞・作曲/松任谷由美 編曲/江口亮)
・挿入歌:「ふたり」 松下優也
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 19 x 15 x 2 cm; 299.37 g
- EAN : 4534530038951
- 監督 : 谷口正晃
- メディア形式 : ワイドスクリーン, 色
- 時間 : 2 時間 2 分
- 発売日 : 2010/10/13
- 出演 : 仲 里依紗, 中尾明慶
- 販売元 : アニプレックス
- ASIN : B003V31P4S
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 91,037位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 171位日本のファンタジー映画
- - 788位日本のラブロマンス映画
- - 4,414位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
私は仲さんの声色と泣く演技は特別なものがあると思います。個人的に千昭役の石田卓也さんの声がまじでカッコいい声で自分もあんな声になりたいと切実に思います笑
千昭との別れ河川敷のシーンは本当に感動しました。
あとはアニメ版の印象と比較してしまって、舞台が過去とは言えタイムリープや深町カズオに関してはあまりSF感や未来感を感じられなかったり…
ストーリーも今でこそ数あるタイムリープものとしてはとにかく普通だったなと思いました。
あとちょっとだけ、アニメ版の続編的要素を期待してたんですが、全く別の世界のようです。
一つだけ、「おっ?」と思ったのが、涼太が撮影している映画、
2011年が舞台という設定らしく、その中の1シーンでミニチュアの高層ビル街が地殻変動(か何か)によって崩壊していく所があります…
まさにこの映画の公開の翌年2011年、何が起きたかは言うまでもありませんが、劇中劇と現実のニアミスに少しぞっとするものを感じたり…
安くて新品か?と疑ったが普通に新品でほんとありがとうございます。
作品のレビューはみんな知ってるよね省きます。
根っからのアニメオタクの細田守監督が手掛けた長編アニメでは2作目にあたり、東映から独立したばかりの細田監督に任せる題材として角川ヘラルド映画が下した判断は、過去1983年に角川映画が原田知世を主演抜擢しヒットさせた、この「時をかける少女」」だった。
ある意味では保守的判断ではあったが、その中にも細田守らしい独創性が随所に散りばめられている。
日本の日常を切り取った街中風景、明るい色彩で統一された自然豊かで克明な背景描写、固定化された遠景ショットの中で遠近自在に繰り返し現れる登場人物等、落ち着いた画面なのに人間が生き生きと躍動する作画は、観ている者をとても元気にする。
ショットの切り替えるタイミングも、動と静の使い分けが巧みで、テンポが良いのに印象的なシーンもしっかり記憶に残るのだ。
そして何より、登場人物がとても生命力に溢れている。実写では叶わない誇張された表情は、ジブリの大袈裟さや新海誠のシリアスとも少し違う。
粗忽で遠慮にかける主人公が、悩んで、もがいて、失敗して、それでも前を向く生命力は細田監督作品が一番だと感じるのだ。
宮崎駿作品は真理とは何かの探求に悩み、新海誠作品は大人や社会への階段に悩むが、細田守作品は未知なる新しい変化に悩む。
それぞれに行動で乗り越えるのだが、細田作品は脇役の家族や友人の気持ちを大事にする。主人公による新たな世界への挑戦をバックアップしてくれる存在が必ず居る。
日本的な“仲間の温かみ”を醸しだす演出こそ、細田作品が支持される最大の要因だと思う。彼が子供時代に影響を受けた「銀河鉄道999」「ルパン三世~カリオストロの城」も、やはり冒険の高揚感と主人公が応援する仲間達を描いた代表的アニメだから妙に納得した。
「若者よ未知を恐れるな、正しいと思ったら、自分と仲間を信じて飛び込め、それは誰かが何処からか見ていて、いつか必ず報われる」
このメッセージこそ細田作品の真骨頂だ。
この「時をかける少女」は未熟で拙い女子高生の“しくじりストーリー”なので、観客の中には特に前半部分の真琴の軽率な行動に共感できない方も居るだろう。
それでも彼女は仲間や叔母に救われる。
まさに細田監督自身が東映アニメーションやジブリとの仕事で周囲と衝突し、成功しなかった苦労から得た自分だけのアニメ監督としての生き方を思わせるから、一連の作品達はファンタジーなのに、やけにリアルに感じるのだ。
名作とは言えないものの、現在の細田監督を世界に知らしめることになる物語の序章として、新鮮な輝きを放ち始めた画期的傑作だと思います。