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人間失格 Blu-ray 豪華版
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フォーマット | 色, ドルビー |
コントリビュータ | 小池栄子, 鈴木棟也, 浦沢義雄, 寺島しのぶ, 角川歴彦, 生田斗真, 石原さとみ, 荒戸源次郎, 伊勢谷友介, 太宰治 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 14 分 |
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商品の説明
堕ちていくほど、美しい。
青春文学の最高峰、完全映画化!
太宰治の代表作にして最高傑作でもある「人間失格」が発表から半世紀を越え、ついに映画化!
主人公の葉蔵を演じるのは、映画初出演にして初主演の若手人気俳優・生田斗真!
さらに伊勢谷友介、森田剛、寺島しのぶ、石原さとみ、坂井真紀、小池栄子、室井滋、大楠道代、三田佳子ら超豪華キャストが集結し、
監督は荒戸源次郎、撮影は浜田毅(『おくりびと』)といった日本映画を代表するスタッフが紡ぎ上げた極彩色の文芸大作!
【ストーリー】
幼少期より自意識にまみれ、世間とうまくなじめない青年・葉蔵。不安や迷いを抱えながら彷徨う葉蔵が向かうのは、いつも酒であり、女たちだった。
葉蔵を刹那的な生活に誘う友人、堀木との付き合いのなかで、下宿先の娘、カフェのウェイトレス、シングルマザーの女性記者たちと交わりながらも、タバコ屋の純真な娘との結婚した葉蔵。
さまざまな女たちとの恋に身を投じながら、葉蔵がたどり着く先には、一体何があるのか――?
■特典映像(予定)
●メイキング映像(特典Disc)
●キャンペーン密着映像(特典Disc)
●特報、予告編、TV-SPOT集 予定(本編Disc)
※特典ディスクはDVD豪華版特典ディスクと同内容。特典ディスクはDVDになります。
■封入特典:特製外箱、ビジュアルブック、ポストカード 他 予定
【キャスト】
生田斗真
伊勢谷友介
・
寺島しのぶ
石原さとみ
小池栄子
坂井真紀
森田 剛
石橋蓮司
室井 滋
・
大楠道代
三田佳子
【スタッフ】
原作:太宰 治「人間失格」(角川文庫刊)
企画/製作総指揮:角川歴彦
監督:荒戸源次郎
製作:井上泰一・尾越浩文・井上伸一郎・毛塚善文・藤島ジュリーK.・大橋善光
プロデューサー:井上文雄・二木大介
協力プロデューサー:中嶋竹彦・竹村寧人
ラインプロデューサー:金森 保
脚本:浦沢義雄・鈴木棟也
撮影:浜田 毅
美術:今村 力
照明:安藤清人
録音:小松将人
編集:奥原好幸
音楽:中島ノブユキ
VFXスーパーバイザー:長谷川靖
衣装デザイン:宮本まさ江
音響効果:斎藤昌利
助監督:大津 是
製作担当:小出寛史
オリジナル・サウンドトラック:ユニバーサル ミュージック
製作:角川映画 ポニーキャニオン 角川書店 ソニーPCL ジェイ・ストーム 読売新聞
(C)2010「人間失格」製作委員会
ビジュアルは実際のジャケットとは異なります
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 17.8 x 14 x 2.2 cm; 258.55 g
- EAN : 4988013382824
- 監督 : 荒戸源次郎
- メディア形式 : 色, ドルビー
- 時間 : 2 時間 14 分
- 発売日 : 2010/8/4
- 出演 : 生田斗真, 伊勢谷友介, 寺島しのぶ, 石原さとみ, 小池栄子
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1), 日本語 (Dolby Digital 6.1 EX)
- 販売元 : 角川映画
- ASIN : B003HD0K48
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 156,710位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,382位日本の青春映画
- - 3,011位ブルーレイ 日本映画
- - 7,150位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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なぜそういうプラスの印象に落ち着いたか,考えてみると・・・やはり,主役を演じた生田斗真の演じ方(所作や表情)にブレが無かったからだと思う。
最初の鎌倉の海での心中事件。生田の演ずる主人公(葉蔵)は,心中相手の寺島しのぶが捨て鉢な人生の覚悟を漂わせているのに対して,いかにも演技の心中に臨む擬態感を醸し出している。
それが,子どもの頃から道化的な真似事世界を生きてきたという冒頭の話と繋がっている。
いろいろ登場する女達との交情も,丁寧に描き分けた演技をしていて,どの恋愛も自然に見えた。役者名で言ってしまうと,しっかり生きてきた女が人生に疲れてしまっていた寺島しのぶに惹かれる時の演技,下宿の女坂井真紀には,自分は女にモテる,翻弄させる力があるという自信増長だけを満たす表情の演技。
小池栄子には働き家庭を持つ逞しい母親に,ある種の疎ましさを感じ逃げ出したくなる雰囲気を漂わせる演技,石原さとみと暮らす場面では一時の家庭の幸せを味わう穏やかな表情と,それが一瞬にして崩れ去ったときに陥った拒否の感情を隠す演技,薬局の寡婦:室井滋には,痛々しくも乾いた心と体を持て余す女の弱みに汚くつけ込むいやらしく犯罪者的な所作と表情で臨む演技。そして,不思議な艶っぽさと老醜を同時に漂わす三田佳子には,それまで欲望に駆られるままに生きてきたツケが回ってきて,精根尽き果て,繰り人形のように従い続ける演技をほんとうに巧く巧く演じていた。
監督の荒戸源次郎は生田斗真を絶賛していたと言うが,たしかにうなづける魅力的な演技だった。
太宰の原作を読んだときには,何故かもう少し中年を連想したが,原作自体の設定も,映画出演の頃の生田と同じような年齢設定だったことを思うと,この映画を通じて,「人間失格」とは,芸術志向の早熟な青年がすさんだ生活の果てにボロボロになってしまうまでを描いた物語であることに気づかされた。
ボロボロになって,翳りが身にまとわりついても,青年は青年である。そういう初々しさが残る演技であり,演出だったからこそ,最後の方でどうしようもなく時代に呑み込まれていく社会の中で,ぽつねんと孤立する汽車のシーンが生きてきたのだと思う。
オリジナルの小説には出てこない中原中也の挿話については,評価が分かれるところだろうが,この創作挿話があるからこそ,小説家太宰の生と葉蔵の姿が重なってくるのであり,これは思い切った英断だったと肯定的に捉えたいと思う。森田剛の演技も暗さと孤立感が際立っていてかなり良い。
伊勢谷友介も葉蔵を悪の道にズルズルと引き込むという原作の設定と合っていて,なかなか良い。
というわけで,評価が分かれるこの映画ではあるが,私はかなり良いと思いますし,まだ観ていない方にはオススメします!!
観るならこっちねっ!(O_O)
本作は太宰の書いた小説『人間失格』を原作として、その内容にほぼ忠実に描かれている。
主人公の大庭葉蔵は、小説『人間失格』の主人公の名前そのままである。
原作は読んでいないので、原作通りであるか否かは不明だが、
全体を通してみて、この大庭葉蔵という人物は、
太宰治よりも遥かに美形で、お人よしで、
友達面して近づいてきた人物にいい具合に金づるにされている。
女癖の悪さという点でも、おそらく太宰本人の方が酷かっただろうと思われる。
なぜならば大庭葉蔵は「女好き」と言うよりも、寂しさゆえに女と暮らし、別れる時にも、それなりの理由がある…というのがこの映画での表現。
一方の太宰はどうだったかと言えば、二股掛けたり、良妻賢母のいい奥さんがいても不倫したりと無軌道で身勝手であった。
それを思えば、この映画は相当に太宰治本人を美化した人物、大庭葉蔵の物語と言えるだろう。
実家が資産家である事や、カフェの女給と男女の関係になって心中を図り、自分だけが生き残るという部分は現実の太宰とリンクしている。
太宰治の現実と虚飾が入り混じった作品の映像化。
しかしながら、主人公が美し過ぎた事にかなりの違和感を覚えた。
現実に、あれほど美しく生まれた人の回りには自然と人々と、その人々の笑顔が集まるものであり、
あのように孤独と虚無を抱えて成長してしまう事は有り得ないように思うから。
なので、原作の方の大庭葉蔵はきっと、あそこまでの美男子ではないのではなかろうか?
主人公を美し過ぎる設定にした点では甚だリアリティを欠くのだが、映像表現の方は美しくももの悲しく仕上がっていたと思う。
主人公の大庭葉蔵は幼少期から周りの顔色を窺い周りが望む自分を演じて生きてきたような歪んだ青年であること。そのアイデンティティの欠如した道化の振る舞いが無意識に女性を引き付けてしまう。この前提が描かれていなければ「人間失格」に繋がらない。この映画のような「ぼーっとした若者があれよあれよという間に落ちぶれていきましたとさ」という話ではない。
こんなものを太宰が書き、名作なのかと思われたらたまったものじゃない。
小説の魅力は、主人公が自分の行動について、何故、そのように振舞ったのか、独白している部分であり、それが作者の太宰本人と重なる部分が多い。一方、映画では、主人公の大庭葉蔵(演、生田斗真)が、原作で関わる女性との関係が全て含まれているのだが、表面的で、その時、大庭がどう考えていたのか、苦悩していたのか、などが一切語られていない。つまり、小説で最も重要な部分が映画では省かれてしまっている。そのため映画は、女性を次々と変えて、堕落していく、自己主張のまったく救いようがなく、人間的にも魅力のない青年の物語になってしまった。視聴している側としては、映画が早く終わるのを望むような展開で上映時間の134分は無駄に長い。
相手方の女性は、前半に登場する比較的年齢の若い4人(寺島しのぶ、坂井真紀、小池栄子、石原さとみ)については、彼女たちがどのような感情を持っていたのかを含めて、ほとんど描かれておらず、共感が得られない。その点、バーのマダム大楠道代、薬局の室井滋は、どのような人物かが、主人公より、よく表現されている。津軽で生田の世話をする三田佳子は妖艶であるが、原作では、醜い老女であり、数行のみの登場で、原作にない場面が登場している。三田は、何らかの過去があった設定のようであるが、それらの説明がないので、三田の出演部分も、結局、時間の浪費となってしまった。
男優では、友人で画家の堀木正雄と、父親に頼まれて主人公の世話をする石橋蓮司は、その感情も含めてよく描写されている。原作に登場しない太宰と交流があった詩人の中原中也の登場場面が多く、中原が檀一男と一緒に太宰と最初に会う場面は、本作では史実に近い形のセリフがある。しかし、これらの場面は、原作にはなく、小説家の太宰が中原や檀と会うのは辻褄が合うが、映画の主人公は画家であり、それが詩人の中原と深い関連を持つのは本作のオリジナルであるが、違和感があり、史実でもなく、脇道にそれてしまったので不要な部分。他にユニークなのは、当時の横綱男女ノ川が登場し、バーで主人公と同席する場面。これも原作にないシーンだが、太宰は「男女川と波佐衛門」という短いエッセーを書いており、男女ノ川は太宰の家の近所に住んでいた。他に本作では双葉山の話題も会話に上がっており、相撲歴史ファンには時代背景がわかる場面となっている。ちなみに、太宰は双葉山についてもエッセー「横綱」で短いコメントを書いている。
結論として、本作は、主人公の内面を描いておらず、原作の本質が反映されていない駄作である。原作を読んでない人にとっては本作をただ視聴するのは134分の浪費といってよいが、原作は、青空文庫などで容易に無料でオンラインで読むことができるため、映画の当該箇所を原作で抜き読みするのがおススメ。そうすると、主人公の心理などがよくわかるので、本作に費やした時間は決して無駄にはならない。
映画の前半に、主人公が女性に本を紹介するシーンがあるが、原作では夏目漱石の「吾輩は猫である」であるのに対し、映画では宮沢賢治の「春と修羅」となっている。「春と修羅」は宮沢賢治の生前に出版されていたが、賢治は1933年(昭和8年)に死亡しており、生前はほとんど無名であったことを考えると、本映画で「春と修羅」を敢えて取り上げた意図は不明である(もっとも、本映画に登場する中原中也が「春と修羅」を高く評価していたらしい逸話はある)。ちなみに本映画は1931年から33年(昭和6-8年)くらいの出来事とのことである。
バンド演奏、ラジオからの音楽などは別として、BGM(素晴らしいサントラなのに)はほぼ無いに等しい静かさ。 全編にちりばめられた非現実的で美しい映像。 細部に目を懲らし耳を澄ませると実に表情豊かです。
文学作品の品を保ちつつアート。
ですが、荒戸さんの独特な世界観はやはり商業映画監督ではないなと感じられて、失礼ながら個人的にはそこが嬉しかったです。
非常にわかりやすく描かれているように見えますが、難解な映像作品にも思えます。
起承転結があり、答えを与えられてばかりのメジャー映画が多い昨今、こんな作品を大々的に作ってしまうことに感動しました。もちろん角川や荒戸さんだからできることだと思います。だから、これからも是非。
私は映画を観たとき違和感を感じなかったのですが、小説を読み返してみて原作とはかなり組み立て方が違うことに驚きました。改めて読んでみて、あの文体をそのまま映像にしたらどうなるか…想像に難くないと思います。
俳優陣について。 かなり幅広い俳優陣ですが、好き嫌いはあれど全ての俳優さんの個性がきちんと映画の中で生きていて魅力的でした。
DVDでは監督と生田斗真さんのコメンタリーを楽しみにしていました。 多弁でもなく、解説じみた内容でもなく、自分の感じた世界観を保ちつつよいお話を聞くことができました。 特典ディスクも、ナレーションなど無い、シンプルな構成で良いです。
Blu-rayを格安で購入できて嬉しい限りでした!
ディスクは勿論ケースも綺麗で大満足!
ブックレットも問題なしでした!