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クロノ×セクス×コンプレックス(2) (電撃文庫 か 10-18) 文庫 – 2010/8/10

4.0 5つ星のうち4.0 10個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ アスキー・メディアワークス (2010/8/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/8/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 310ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4048684051
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4048684057
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 10個の評価

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壁井 ユカコ
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上位レビュー、対象国: 日本

2010年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前巻から間があいて、イラスト担当とタイトルデザインを一新して刊行された。

今回は、主人公であるはずのミムラが物語の前半のみ、主人公として動き
後半は、新登場である男子のバーニーの視点で進行する。

今回も複雑に入り組んだ時間軸を主体として進行する。
前巻からの登場人物もほぼ出演しており、文章や表現も、唐突な展開が多かった前巻に比べて丁寧になり良くなってきている。

オリンピアの屈折した性癖や、徐々に女の子化しつつあるミムラなど見所は多い。
次巻へのヒキも良かった。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
時間を飛び回り、事件の全容がじわじわと見えてくる展開は、まあ面白いと言えなくもない。
難しいストーリーをなんとか上手くまとめた印象がある。
ただ、ミムラのキャラクターに関して、異常なまでに読者に媚を売るような描写が目に付く。
性転換モノにありがちな、思春期男子における女性への興味とか、
女性になりきれないが上の無防備さとかをもってして、ミムラをどんどん安売りしている気がする。
女性作者が、ガキはこういうのを読んだらハァハァ言って喜ぶんだろ?と狙っているように見える。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 2巻では、1巻では存在が示されただけに等しかったクロックバードの男子学生が登場する。TSものなので当然当たり前のボーイ・ミーツ・ガールとはならないわけだが、それぞれの視点から描写されているために、細かい感情の動きまでわかって実に面白い。

 しかしそれ以上に印象に残ったのが、今回の物語の複雑さだ。
 ミムラ、そして相手の男子がお互いに自分のトラブルを抱え、それぞれ進行していく。タイムリープものでもあるので、これが全く一筋縄では行かない。事態の全てを把握した後、何がどうなっていたか確認のために読み直したくなる人も多いのではないだろうか。
 複雑だが決してわかりにくいわけではなく、これが実に面白い。
 次回への強力な引きも用意されていて、いやが上にも次巻への興味が高まるのも上手い。
 単純にTSものとしての評価も、心理描写の丁寧さからお勧め度はかなり高い。

 何にせよ1巻を楽しめた人ならば2巻を買わない手はない。かなりな確率で、1巻よりさらに大きな満足を得られることだろう。

 なお、事情によってイラストレーターが1巻から変更となっているが、表紙を見てもわかるように、可愛さよりも格好良さを感じる絵柄となっている。
 これは、少なくとも今回の話・キャラクターには実に合っていると思う。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年11月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今回は男子寮でおこるランダムタイムリープとオリンピアへのいやがらせ事件をリンクさせたミステリ物になっています.先輩にウサギの世話を押し付けられたバーニーが、1日のうちのいろいろな時間にリープすることで、パズルが埋まるように事件が見えてくるという内容はなかなかよくできていて楽しめます.犯人が実はバーニーの過去と未来に深く関わっているというつなぎ方もうまいです.前のイラストレータの方の絵柄がすきだったので、挿絵がかわってしまったのが少々残念でした.
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年8月11日に日本でレビュー済み
絵師が変わったのは仕方ないとして、
今回は、かなり突っ込みどころ満載である。

クロックバード魔法学校は、一般世界から隔離されたところにあり、
優秀な生徒を受け入れていると思うのだが、
アレクサンドラがルーシーを愛でているのがわからない。
あそこまで、頭が良いと、ルーシーの素性ぐらいは知っていてもいいはずなんだが。

あと、朔太郎の行動は納得いかない。
バーニーは三週間も放置させられたわけだし、
おかげで悲惨なことになってしまったわけですけどね。

これ、次巻で回収されないとその次はないなぁ。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年9月15日に日本でレビュー済み
1巻と比べて2巻は男の登場人物が増え、やや複雑なタイムリープをします。

この巻の特徴としては、ミムラの視点とバーニーの視点からそれぞれ物語が描かれていることです。
同じ物語を違う視点からで見ている上に、タイムリープするせいで時系列がバラバラ。
なので前半を読んだだけだと話が理解出来ません。
後半に行くにつれて、よく分からなかった物語の真相がポツリポツリと明らかになっていきます。
「あぁ、この謎の行動はそういう事か!」と判明していくのがなんとも楽しいです。
125ページのタイムテーブルの絵を自分で埋めながら読むと分かり易いかもしれません(この挿し絵が有って良かった)。

伏線もかなり張られてるし、終わり方も気になるので、次巻が楽しみです。
期待しています。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年12月7日に日本でレビュー済み
前作で三村朔太郎は、ホーライ会の一員となりました。
これで、もとの世界に戻る手段を手に入れた
しかし自分に友情を抱くオリビアのことなどが気になり、何となく学園に止まっていた。

そして、前作では登場しなかった男子学生が登場する。
中心となるのは、バーニーとアシュレイ
ある恐ろしい魔女によって絶望の淵にバーニーの家族は叩き落されていた。
そこから女を毛嫌いしていたバーニー
男子寮内のいざこざから先輩にうらみを買っていたバーニーは、ウサギの世話を申し付けられる。
しかしそのウサギはとんでもない性悪なウサギだった。

そんな彼のもとに短い亜麻色の髪をして、僕と代名詞を口にする少女ミムラが現われた。
男同士のように気安く接するミムラに、バーニーはいつの間にか惹かれている

最初はミムラの視点で物語が進み
バーニーの不可解な行動の謎を一機に説く形で、バーニーの視点で物語が進みます。
時間を操れる魔法を使える学園ですから、どんな反則技もありますが
高岡恭一郎の「タイムリープ」とハイラントの「夏への扉」を元ネタに作品は作られているそうですから
これらの作品を読めば、さらに面白くなるかも知れません。
ちなみに私はハイラントの「夏への扉」を読んだことはありますが、タイムリープはかなり以前に購入してから本棚に積み上げてしまったままにしているな。
読まないといけませんね
2010年8月7日に日本でレビュー済み
イラスト担当が変わって心機一転の2巻、1巻同様時間の使い方が上手いです。

語り部的役割の新キャラ(男)が登場、今回のお話では彼がキーマンと成ります。

主人公ミムラと彼との心情のギャップも面白いですが、やはりこの作品のキモは時間移動を主軸とした物語りの流れですね。

1回読むだけでは、混乱するかも知れません(^-^;

終わり方も次回が気になる引きに成っているのは流石です。

ミムラにとって大変ショックな事態が起きた様ですが、いったい何があったのか?

3巻も期待ですねd(^-^)

追記

ミムラが可愛く思えてしまった…病気かもしれん。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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