ホームページで連載している採集記によって、
多くのカミキリファンを生み出した作者による、
1冊まるごとカミキリムシ尽くしの本です。
メインは4章からなる解説編と4本の採集記によって構成されていて、
採集記で興味を持った読者がカミキリムシをどうやって探し出して、どうやって採り、
どうやって標本にするかまでフォローされている。
一般向けのカミキリムシ(採集)の入門書としては決定版と言えるのではないでしょうか。
これ以上は専門書や文献にそれぞれあたることになると思います。
作者の採集記の魅力はなにかと考えると、
昆虫の知識や興味がなかった人にも
感動や興奮が伝わるように書かれていることに尽きると思います。
知ったかぶりや自分を偉そうに見せることをせず、
丁寧に言葉を選びながらその場の臨場感を読者に伝えてくれます。
昆虫や自然に触れる機会が少なくなった今の子どもたちに限らず、
かつて昆虫少年少女だった方にも是非読んでみていただきたい1冊です。
実際にカミキリムシを探してみると自然との接し方が、
大袈裟に言えば人生さえ変わるかもしれませんよ。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
へなちょこカミキリロ-ド: 初心者のためのカミキリムシ入門 単行本 – 2006/7/31
市川 和雄
(著)
カミキリムシに恋して全国行脚。運営サイト「るどるふ甲虫採遊記」で100万アクセスを超える若きムシ屋が、カミキリムシの魅力と採集方法をわかりやすく解説。
国内に800種類以上生息するカミキリムシ。その生態から探し方、標本の作成方法まで、コツやテクニック等を丁寧に手ほどき。80余種に及ぶカミキリムシの生態写真など、カラー写真を多数盛り込み、著者の真骨頂ともいえる採集記も4本収録。
国内に800種類以上生息するカミキリムシ。その生態から探し方、標本の作成方法まで、コツやテクニック等を丁寧に手ほどき。80余種に及ぶカミキリムシの生態写真など、カラー写真を多数盛り込み、著者の真骨頂ともいえる採集記も4本収録。
- 本の長さ191ページ
- 言語日本語
- 出版社随想舎
- 発売日2006/7/31
- ISBN-104887481373
- ISBN-13978-4887481374
商品の説明
抜粋
もし皆さんが少しでも昆虫のことを知りたい、あるいはアウトドアの趣味をお持ちであるならば、雑学としてでも良いからぜひカミキリムシに興味を持っていただけたらと思う。なぜならカミキリムシは親しみやすいうえに示唆に富んだ興味深い昆虫であり、カミキリムシを知ることは自然を知ることに等しく、皆さんの自然を見る目、自然との接し方が変わる良いきっかけを与えてくれるはずだからである。さらにカミキリムシを好きになる、または愛することにまで発展するならば、ちょっと大袈裟かもしれないが、近年盛んに叫ばれている自然保護への意識が高まることも間違いないと思う。(プロローグより)
著者について
市川和雄(いちかわ かずお)
昭和44年東京生まれ。
平成6年日本医科大学卒業、同年同大学付属病院放射線科入局。放射線科専門医、医学博士。
平成10年より甲虫採集に目覚め、翌年サイト「るどるふ甲虫採遊記」を開設。
現在はカミキリムシの採集と生態写真撮影に夢中。
<所属学会等>
日本鞘翅学会、水戸昆虫研究会、昆虫愛好会、福島昆虫ファウナ調査グループ。
昭和44年東京生まれ。
平成6年日本医科大学卒業、同年同大学付属病院放射線科入局。放射線科専門医、医学博士。
平成10年より甲虫採集に目覚め、翌年サイト「るどるふ甲虫採遊記」を開設。
現在はカミキリムシの採集と生態写真撮影に夢中。
<所属学会等>
日本鞘翅学会、水戸昆虫研究会、昆虫愛好会、福島昆虫ファウナ調査グループ。
登録情報
- 出版社 : 随想舎 (2006/7/31)
- 発売日 : 2006/7/31
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 191ページ
- ISBN-10 : 4887481373
- ISBN-13 : 978-4887481374
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,188,488位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,040位昆虫学
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2007年12月12日に日本でレビュー済み
2006年9月14日に日本でレビュー済み
憧れのカミキリムシを追い続ける著者が自ら描いたカバーイラストに、まずため息をもらす。
ページを繰ると、豊富な生態写真に目を奪われる。
採集する楽しさが語られた採集記に、心が躍る。
カミキリムシは、どこにどんなふうにいるのか? 採ったカミキリムシはどう保存すれば良いのか? もちろん親切丁寧に書かれている。
カミキリムシの魅力とともに、自然への感謝もあふれている。
一冊読み終えた頃には、網を持って飛んで行きたくなっているはずだ、まだ見ぬ道の先へと。
ページを繰ると、豊富な生態写真に目を奪われる。
採集する楽しさが語られた採集記に、心が躍る。
カミキリムシは、どこにどんなふうにいるのか? 採ったカミキリムシはどう保存すれば良いのか? もちろん親切丁寧に書かれている。
カミキリムシの魅力とともに、自然への感謝もあふれている。
一冊読み終えた頃には、網を持って飛んで行きたくなっているはずだ、まだ見ぬ道の先へと。
2016年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
既に絶版になっていて、著者と交流のある友人の紹介で、比較的安くAmazonで入手可能と聞いて購入した。
カミキリ虫採集の初心者向けの本。 著者が開設しているホームページの記事と併用すると良いと思う。
特に、本州~九州(私の住んでいる地域ではない)に住んでいる人には、カミキリが集まる花・樹木に関する有効で具体的な情報等も多いように思える。
昆虫採集全般の初心者向けの本は、「ぼくらの昆虫採集」、「楽しい昆虫採集」の方がお勧めではないだろうか。
カミキリ虫採集の初心者向けの本。 著者が開設しているホームページの記事と併用すると良いと思う。
特に、本州~九州(私の住んでいる地域ではない)に住んでいる人には、カミキリが集まる花・樹木に関する有効で具体的な情報等も多いように思える。
昆虫採集全般の初心者向けの本は、「ぼくらの昆虫採集」、「楽しい昆虫採集」の方がお勧めではないだろうか。
2007年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
僕はもともとホームページでの市川さんの採集記の愛読者でした
この本は、その集大成であると同時にまた違う感覚でも楽しめました
まず写真がなんといっても素晴らしい!どの写真もよく撮れたな〜と感心します
あと、自分もその場で採集してるかのような臨場感とスパイス的なユーモアのセンス
まさにカミキリムシに対する愛情たっぷりな1冊ですね〜
あと、採集方法についても詳しく書かれているので勉強になりました
とにかく自然にふれ合いたくなる楽しい本です
この本は、その集大成であると同時にまた違う感覚でも楽しめました
まず写真がなんといっても素晴らしい!どの写真もよく撮れたな〜と感心します
あと、自分もその場で採集してるかのような臨場感とスパイス的なユーモアのセンス
まさにカミキリムシに対する愛情たっぷりな1冊ですね〜
あと、採集方法についても詳しく書かれているので勉強になりました
とにかく自然にふれ合いたくなる楽しい本です