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世界を信じるためのメソッド: ぼくらの時代のメディア・リテラシー (よりみちパン!セ 21) 単行本 – 2006/12/1

4.5 5つ星のうち4.5 31個の評価

この商品には新版があります:

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 理論社 (2006/12/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/12/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 153ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4652078218
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4652078211
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 31個の評価

著者について

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森 達也
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広島県生まれ。映画監督、作家。1998年にドキュメンタリー映画『A』を発表。2001年、続編の『A2』が山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『極私的メディア論』(ISBN-10:4904795075)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「テレビや新聞の情報はどこまで信じてよいのか?」という疑問に対する答えが本書にあると感じ購入しました。
本書を読み、その疑問が解消されたと思っています。
2012年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中学生向け。ですが、一般の方でも十分たのしめます。
分量的には少ないですが、コンパクトでありながら濃い内容であり、
メディアリテラシーとは何なのかを分かりやすく理解できるでしょう。

正直なところ読んで感動しました。要点は次のような感じでしょうか。

メディアは、公正・中立ではありえなく、主観的な報道である。それを作成の過程を追って
分かりやすく説明しています。報道会社は、利潤を求める必要があるため(視聴率、販売部数増加)、
スポンサーの意向を受けることは当然であり、さらに、わたしたちが判り易いように(白黒つけやすく、
1面的な選択をした内容に)、構成した事柄を報道するしかないのである。
付けくわえると、報道各社の論調は横並びになり、多面的な報道にはならない。

しかも、メディアはしょっちゅう間違えるものである。ひとつ報道でも、内容は中立には成り得ないし、
両論併記により公正さを取り入れることも不可能である。ここには作る側の主観も当然含まれる。
故意に近い間違いもあれば、だまされたまま報道される間違いもある(湾岸戦争肯定のプロパガンダ
として利用された事実もある)。

映像の撮影行為自体がちっとも客観的ではない、という話もありました。
言われてみると、当然ですね。他にもいろいろとおもしろい話がありました。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界は存在しない。世界は他人の集まりにすぎない。だから、見えない。それでも、知りたい。そのための道具が、メディアだ。だが、そのメディアは間違える。

 TVは編集しないと、放映できない。編集にはいろいろとあるようだが、同じ音で別の映像を創ることができる。例えば、音は授業する先生の声をずっと流す。映像は先生の授業している合間に、一つは生徒の欠伸しているモノ、もう一つは真面目に受けているモノを挿入する。どっちの映像も正しいが、どちらか一方を流すと誤りになる。それなのに放映時間の枠には、視聴者の望む方だけを写しだす。

 メディアは間違える。なぜならば、メディアは一面的だからだ。それに発信者や視聴者が、人だからだ。もちもん世界をきちんと知るために、メディアは必要だ。しかし、メディアは間違える。だから、メディアの仕組みを知り、正しく使えるようになれば、人はもっと世界を知ることができるだろう。

 本書は、正しく世界を知る足掛かりに、なるかもしれない。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
対象年齢中学生以上であるため簡単に読める。
しかし、内容はしっかりしている。
以下引用
第1章 メディアを人だ。だから間違える。
僕たちの世界観は、メディアによって作られる。
だからメディアはとても大切。でもメディアは時おり間違える。
そしてそのメディアを読んだり見たり聞いたりした人たちは、
とても簡単にそれを信じ込む。つまり、間違った世界観が
とても大量に作られる。
メディアにはその危険性がある。
・・・ならば、僕らはどうすればよいと思う?
引用ここまで

さらに
第3章 キミが知らないメディアの仕組み
を読むとテレビの見方が明らかに変わる。
自分の頭で考えることがどういうことかもわかるのでは?

不透明な今の時代を生き抜くには
メディアとの付き合い方が非常に重要であると再認識できました。
しかも、わかりやすい!
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年2月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 世界をどう意味づけるかというと、多くは知識に依存する。体験的な知識や何かを通して得た知識などである。後者の多くは、学習によって得ている。世界観というのは、通常、人生観を含めての表現である。私たちは、これら世界観と知識の二つをあわせて考えている。著者は、世界にせよ知識にせよ、「知らなければ考えることもできない」、と述べている(p.24)。その知るという行為は、日常生活では何かを介して行なっているのだから、文字や絵や動画がどのような仕組みでものごとを伝えているかを知っておくことで、簡単に間違いを信じないようになろう、という。そういうことでこのリテラシー本が書かれたのだろう。
 そう推測すると、少ない文字数で順序よく、単に批判的に観るというようなよくある話題ばかりではなく、事実は根源的に「多面的」(p.93)であることやメディアの「中立」性(p.102)は両端の設定に依存することなど興味ある視点で描いている。
 ただ、真実、事実、現象、事象、事件などと似たような用語が、本書の中での語義が不明確なまま多用されているので、整理したい。また、愚痴が多いのは可としても、「両論併記」(p.109)を取り上げてしまったのだから、相手の側から見た自己の反省も併記しないとバランスが悪い。
 ヤングアダルト新書というシリーズ名が下品でよく分からないが、こういうストレートな企画が面白い。
 目次、章節。索引、なし。参考文献、なし。しおり紐、なし。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は非常に読みやすく、どんな立場の人にもわかりやすくメディアについて理解することができる。児童書と侮る無かれ
2019年8月25日に日本でレビュー済み
テレビや新聞や雑誌で流される情報には作り手の意図が入っているものである。したがって、自分で確かめたり検証する姿勢が必要だ。このことをわかりやすく教えてくれる好著だと思う。わかりやすくするためにすごく努力をしているので、情熱も伝わって来る。
特に若い人に勧めたくなった。
2007年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 世界の出来事を正しく、きちんと知るために、テレビをはじめとするメディアはとても重要。でも、メディアは間違えることがあるし、たとえ間違いでなくても、その報じ方によっては、受け手の印象が全く変わってしまう。メディアの情報を鵜呑みにして間違った世界観を持たないためには、「メディアを批判的に読み解く」ことと、「メディアを主体的に受け取る」ことが必要になってくる。この括弧で囲んだことが、メディア・リテラシーの意味。メディア・リテラシーは、メディアを有効に活用するために、そして正しい世界観を持つために、なくてはならないメソッド(方法)である。

 以上のテーマが、松本サリン事件やファシズムによるプロパガンダの例を通して、分かりやすく語られていきます。「メディアが公正中立で客観的だなんて、とんでもない間違い。何を報道するかしないか、どんなふうに編集するかで、すでに人の主観に左右されているのだから」という著者の主張がすっと頭に入ってきました。

 また、若い人たちに語りかける文章の調子をとっている。で、それがちっとも鼻につくものでなく、親しく心に響いてきたところ。すとん、すとんと腑に落ちてゆく論旨の展開と相俟って、実に風通しのいい文章でしたね。

 2007年6月3日付の朝日新聞の読書欄で、作家の梨木香歩さんが取り上げていた文章に関心を誘われて読んだ本。理論者の「よりみちパン!セ」シリーズの一冊。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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