コンパクトな内容ながらエッセンスがぎゅっと詰まっている。ハーバード流の実践的な内容は、常に身近に置き折にふれ読み返したいと感じるものだ。
IT業界に身をおいたものとして、やはり仕事はプロジェクトで動くとの意識が強い。実際にうまくいったプロジェクトもあれば、道半ばにして撤退を余儀なくされたり戦線離脱したりしたプロジェクトもある。本を読みながら、過去に経験したいくつものプロジェクトを振り返ることにもなり、読んでいて胸が痛むところもあった。
一歩引いてキャリアカウンセラーの視点から考えると、人生は大小さまざまなプロジェクトが同時並行に動いているようなもので、キャリアをデザインするためには、自分自身がプロマネとしていくつものプロジェクトを動かしていかなければならないのではないだろうか?
プロジェクトベースで仕事をする方はもちろん、自分のキャリアを自分でマネージメントしていこうとする積極的な考えをもつ人にも一読をお勧めしたい。

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プロジェクトは、なぜ円滑に進まないのか (ハーバード・ポケットブック・シリーズ 1) 単行本(ソフトカバー) – 2007/12/6
上司から新規プロジェクトの立ち上げを命ぜられました。
プロジェクトをやり遂げるために必要な作業は多いが、 さて、どうやって運営したらいいのでしょうか。
本書は、以下の点について解説し、 プロジェクトを成功に導くよう、 あなたを強力にバックアップします。
●必要なリソースを見きわめる方法
●目標をはっきりと定める方法
●途中で必要な修正を施す方法
プロジェクトをやり遂げるために必要な作業は多いが、 さて、どうやって運営したらいいのでしょうか。
本書は、以下の点について解説し、 プロジェクトを成功に導くよう、 あなたを強力にバックアップします。
●必要なリソースを見きわめる方法
●目標をはっきりと定める方法
●途中で必要な修正を施す方法
- 本の長さ160ページ
- 言語日本語
- 出版社ファーストプレス
- 発売日2007/12/6
- ISBN-10490324167X
- ISBN-13978-4903241678
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商品の説明
著者について
●著者紹介
メアリー・グレース・ダフィー(Mary Grace Duffy)
経営コンサルティング会社、ケンブリッジ・ヒル・パートナーズの共同設立者であると同時に、ハーバード大学エクステンションスクールとシモンズ大学経営学大学院で非常勤講師を務める。
また、30年以上にわたり、組織管理者兼コンサルタントとして、いくつもの仕事を同時にこなしてきた。
そこで培った専門知識を、作業と人の管理、計画と意思決定、込み入ったプロジェクトの遂行などについての、実用的なテクニックにまとめ上げた。
経営コンサルティング会社、ケンブリッジ・ヒル・パートナーズの共同設立者であると同時に、ハーバード大学エクステンションスクールとシモンズ大学経営学大学院で非常勤講師を務める。
●監訳者紹介
大上二三雄(おおうえ・ふみお)
エム・アイ・コンサルティンググループ株式会社 代表取締役社長 1981年東京大学工学部を卒業後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア株式会社)に入社。
企業の戦略、オペレーション、IT、アウトソーシングを中心にしたさまざまな企業改革に従事しつつ、プロジェクト・マネジメントの専門家として、グローバルな社内専門委員会である「プログラム・マネジメント・コミッティー」のメンバーを務める。事業開発グループ統括パートナーを務めた後、2003年に退社。
同年、「価値創造型への変革パートナー」としてエム・アイ・コンサルティンググループ株式会社を設立、現在に至るまで代表取締役を務める。
他に、2004年より九州アジア経営塾プログラムアドバイザー、2005年より東京大学総長室アドバイザーを務める。著書に『戦略アウトソーシング』、『人材マネジメント改革』(いずれも東洋経済新報社)など。
●訳者紹介
松村哲哉(まつむら・てつや)
1955年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。百貨店に27年間勤務ののち早期退職。
現在は駿台外語綜合学院の講師を務めながら、ビジネス書の翻訳などを手がける。
上坂伸一(うえさか・しんいち) 『ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー』誌編集長を1999年4月から2005年4月まで務めるとともに、経営戦略をテーマとした書籍を数多く手がける。
2005年6月に株式会社ファーストプレスを設立。経営ジャーナリストとして企画・執筆活動を行う。
●監訳者紹介
エム・アイ・コンサルティンググループ株式会社
2003年10月、「価値創造型への変革パートナー」 をコンセプトに設立
代表者:大上二三雄、松丘啓司
「価値創造型への変革パートナー」として、経営戦略や組織・人材のコンサルティングから、研修サービスや人材紹介といった実行支援のサービスを展開している。
メアリー・グレース・ダフィー(Mary Grace Duffy)
経営コンサルティング会社、ケンブリッジ・ヒル・パートナーズの共同設立者であると同時に、ハーバード大学エクステンションスクールとシモンズ大学経営学大学院で非常勤講師を務める。
また、30年以上にわたり、組織管理者兼コンサルタントとして、いくつもの仕事を同時にこなしてきた。
そこで培った専門知識を、作業と人の管理、計画と意思決定、込み入ったプロジェクトの遂行などについての、実用的なテクニックにまとめ上げた。
経営コンサルティング会社、ケンブリッジ・ヒル・パートナーズの共同設立者であると同時に、ハーバード大学エクステンションスクールとシモンズ大学経営学大学院で非常勤講師を務める。
●監訳者紹介
大上二三雄(おおうえ・ふみお)
エム・アイ・コンサルティンググループ株式会社 代表取締役社長 1981年東京大学工学部を卒業後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア株式会社)に入社。
企業の戦略、オペレーション、IT、アウトソーシングを中心にしたさまざまな企業改革に従事しつつ、プロジェクト・マネジメントの専門家として、グローバルな社内専門委員会である「プログラム・マネジメント・コミッティー」のメンバーを務める。事業開発グループ統括パートナーを務めた後、2003年に退社。
同年、「価値創造型への変革パートナー」としてエム・アイ・コンサルティンググループ株式会社を設立、現在に至るまで代表取締役を務める。
他に、2004年より九州アジア経営塾プログラムアドバイザー、2005年より東京大学総長室アドバイザーを務める。著書に『戦略アウトソーシング』、『人材マネジメント改革』(いずれも東洋経済新報社)など。
●訳者紹介
松村哲哉(まつむら・てつや)
1955年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。百貨店に27年間勤務ののち早期退職。
現在は駿台外語綜合学院の講師を務めながら、ビジネス書の翻訳などを手がける。
上坂伸一(うえさか・しんいち) 『ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー』誌編集長を1999年4月から2005年4月まで務めるとともに、経営戦略をテーマとした書籍を数多く手がける。
2005年6月に株式会社ファーストプレスを設立。経営ジャーナリストとして企画・執筆活動を行う。
●監訳者紹介
エム・アイ・コンサルティンググループ株式会社
2003年10月、「価値創造型への変革パートナー」 をコンセプトに設立
代表者:大上二三雄、松丘啓司
「価値創造型への変革パートナー」として、経営戦略や組織・人材のコンサルティングから、研修サービスや人材紹介といった実行支援のサービスを展開している。
登録情報
- 出版社 : ファーストプレス (2007/12/6)
- 発売日 : 2007/12/6
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 160ページ
- ISBN-10 : 490324167X
- ISBN-13 : 978-4903241678
- Amazon 売れ筋ランキング: - 944,623位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,544位MBA(経営学修士)
- - 2,619位オペレーションズ (本)
- - 35,576位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近では、顧客とでも、パートナー企業やその他の様々な
スタッフ同士で、プロジェクトを進行させていくことが多い。
同書では、プロジェクトの進行における、
基本かつ大事なポイントのみを抽出して紹介している。
同書にもありますが、
「プロジェクトマネジメントは矛盾に満ちています。」
これは本当に痛感するところで、頭を痛めるポイントでもあります。
図など様々なものは活用しやすく構成されているため
プロジェクトを進めないといけない際は、常にもっておきたい1冊。
基本から忠実に学べるのがいいと思います。
スタッフ同士で、プロジェクトを進行させていくことが多い。
同書では、プロジェクトの進行における、
基本かつ大事なポイントのみを抽出して紹介している。
同書にもありますが、
「プロジェクトマネジメントは矛盾に満ちています。」
これは本当に痛感するところで、頭を痛めるポイントでもあります。
図など様々なものは活用しやすく構成されているため
プロジェクトを進めないといけない際は、常にもっておきたい1冊。
基本から忠実に学べるのがいいと思います。
2007年12月16日に日本でレビュー済み
コンサルティング会社やSI会社じゃなくても、
最近は様々な場面でプロジェクト単位で仕事を進めることが
多いのではと思います。
この本では、例題に対してのアンサーや、
便利なツールやアドバイスが網羅されている。
巻末には自己診断テストもついていますので、
自分の知識を試してみてもいいでしょう。
今、やっているプロジェクトがなんとなくうまくいかないなぁと
思っている人や、これからプロジェクトを開始する方、
チームの力を最大化したいマネージャー、
きっと参考になるポイントが見つかると思います。
最近は様々な場面でプロジェクト単位で仕事を進めることが
多いのではと思います。
この本では、例題に対してのアンサーや、
便利なツールやアドバイスが網羅されている。
巻末には自己診断テストもついていますので、
自分の知識を試してみてもいいでしょう。
今、やっているプロジェクトがなんとなくうまくいかないなぁと
思っている人や、これからプロジェクトを開始する方、
チームの力を最大化したいマネージャー、
きっと参考になるポイントが見つかると思います。
2008年2月8日に日本でレビュー済み
特に、業界等を意識したものではなく、どんなプロジェクトにも当てはまるように
書かれていると思います。
プロジェクトの立案時、実行時、評価時に分かれて、説明されています。
立案時は、WBSなど、計画立案の技術的な話が中心です。
実行時は、問題の解決方法、コミュニケーションの注意点などが中心です。
評価時は、評価項目の紹介などです。
最後に、本文の中で、紹介されたプロジェクトで利用するツールのフォーマットが
紹介されています。
少しでもプロジェクト関係の本を読んだことがあれば、「えーこんだけ!」
となるかもしれません。
逆にポイントだけがまとまっていて、入門の入門には、良い本か、、と思います。
書かれていると思います。
プロジェクトの立案時、実行時、評価時に分かれて、説明されています。
立案時は、WBSなど、計画立案の技術的な話が中心です。
実行時は、問題の解決方法、コミュニケーションの注意点などが中心です。
評価時は、評価項目の紹介などです。
最後に、本文の中で、紹介されたプロジェクトで利用するツールのフォーマットが
紹介されています。
少しでもプロジェクト関係の本を読んだことがあれば、「えーこんだけ!」
となるかもしれません。
逆にポイントだけがまとまっていて、入門の入門には、良い本か、、と思います。
2007年12月10日に日本でレビュー済み
プロジェクトマネジメント。
それは、プロジェクトを成功に導くための技能である。
実は、それは、特殊なプロジェクトだけでなく、
日常のビジネスに必要で不可欠なスキルでもある。
それなのに、ハードルをあげて、あたかも専門家向けに
解説しているものは多数あったものの、
簡単に、簡潔に、ポイントを押さえている書籍はほとんどなかっただろう。
簡単な解説にメモ、アドバイスに、活用できる図表・チャート。すぐ実践できる「ハードルの低さ」が、この本の最大のチャームポイントだ。
日本のプロジェクトマネジャーのみならず、ビジネスパーソンに、この「ハーバード・ポケットブック・シリーズ」は、欠かせないシリーズだと思う。
監訳者である、元アクセンチュアの方はあとがきで「大規模プロジェクトを指揮するたびに、私は「最大多数の最大幸福」という言葉をよく脳裏に浮かべた」と記す。ビジネスに関わるすべての方々にとっての、忘れてはならない言葉であろう。
それは、プロジェクトを成功に導くための技能である。
実は、それは、特殊なプロジェクトだけでなく、
日常のビジネスに必要で不可欠なスキルでもある。
それなのに、ハードルをあげて、あたかも専門家向けに
解説しているものは多数あったものの、
簡単に、簡潔に、ポイントを押さえている書籍はほとんどなかっただろう。
簡単な解説にメモ、アドバイスに、活用できる図表・チャート。すぐ実践できる「ハードルの低さ」が、この本の最大のチャームポイントだ。
日本のプロジェクトマネジャーのみならず、ビジネスパーソンに、この「ハーバード・ポケットブック・シリーズ」は、欠かせないシリーズだと思う。
監訳者である、元アクセンチュアの方はあとがきで「大規模プロジェクトを指揮するたびに、私は「最大多数の最大幸福」という言葉をよく脳裏に浮かべた」と記す。ビジネスに関わるすべての方々にとっての、忘れてはならない言葉であろう。
2007年12月29日に日本でレビュー済み
プロジェクトマネジメントを行うに際しての必須の基本事項が簡潔にまとめられている上、ビジネス上の例もされており、非常にわかりやすい実務基本書という印象でした。
基本事項に終始しているため、SEやコンサルタント等、普段からプロジェクトベースで仕事をされている方々にとっては使い慣れたツールが満載ですが、プロジェクトマネジメントの原理原則を改めて確認するにはよいかと思います。
また、普段はプロジェクトベースで仕事していない事業会社の方等がプロジェクトチームに突如参加する事になった際等には特に役立つと思います。
基本事項に終始しているため、SEやコンサルタント等、普段からプロジェクトベースで仕事をされている方々にとっては使い慣れたツールが満載ですが、プロジェクトマネジメントの原理原則を改めて確認するにはよいかと思います。
また、普段はプロジェクトベースで仕事していない事業会社の方等がプロジェクトチームに突如参加する事になった際等には特に役立つと思います。
2010年2月23日に日本でレビュー済み
良くも悪くも教科書的。「プロジェクトとは」「計画」「運営」「問題対処」「締めくくる方法」を、簡単なマトリックスを元に広く浅く解説。概要を知るにはよいかもしれないが面白みは少ない。