テレビ東京(月)22:30〜23:24に放映されている、
小説家の村上龍がインタビュアーになって
様々な企業のリーダーと対談をする番組を書籍に
したもの。
トヨタ、ホンダ、花王といったメジャー企業から、
規模は小さくても最先端の技術をもつ岡野工業、樹研工業、
新しくて勢いのあるミクシィ、サマンサタバサ…
と様々な企業の社長や会長が、経営において大切にしている
考えや、今の社会をどうみているか、ということなどに
ついて語っています。
一流の経営者たちなのだから、みんな「変化をおそれずに」、
「人材を大切にして」、といった、同じような考えは
もっているのだろうな〜、と思っていたのですが、
読んだみた感想としては、リーダー達の共通点よりも、
相違点のほうが目だってみえました。
ホリプロの堀さんが「ニートが出てきたのは社会が豊かに
なった証拠」と、いいとも悪いともいわないといったスタンス
なのに対し、ワタミの渡邊社長は「けしからん」といった
考えかたをしていたりします。
そして、そういった相違点がどうしてできるのか、と考え
てみると、その人たちが今までどのように仕事をしてきたか、
どのような環境の中で仕事をしてきたか、といった、
人生の違いからきているのだろうな、ということが
インタビューから想像できるようになっていておもしろいです。
さきほどの例でいうなら、堀さんはグループサウンズの
全盛期で、利益が十分に出ているはずの時に背の高い女性は
ヒットしない、といわれたいたにもかかわらず和田アキ子を
スカウトしたような、既存の価値観にしばられない人だからこそ
ニートという現象も頭ごなしに否定しないのだろうし、
渡邊社長は24歳までに社長になる、と決めて資金をつくるため
1日20時間もドライバーとして働いていた人だからこそ、
働かない人を許せないのだろうな、といったことがみえてきます。
TVを毎週みている人ならば、あえて買うこともないかも
しれませんが、こうしてチョイスされた21名の業界人の
インタビューを一冊の本でまとめて読んでみると、
各人を比較することができて、本ならではのおもしろさが
あると思います。
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カンブリア宮殿村上龍×経済人: 日経スペシャル 単行本 – 2007/5/1
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購入オプションとあわせ買い
トヨタ張会長、京セラ稲盛名誉会長、ミクシィ笠原社長、ワタミ渡邉社長、ホンダ福井社長――。日本経済を変えた経営者の魅力を、村上龍ならではの視点で引き出した人気トーク番組の単行本化。さらに村上氏がゲストをどう捉えたかという「Ryu's Eye」を書き下ろしで追加。
- 本の長さ356ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2007/5/1
- ISBN-10453216592X
- ISBN-13978-4532165925
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登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2007/5/1)
- 発売日 : 2007/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 356ページ
- ISBN-10 : 453216592X
- ISBN-13 : 978-4532165925
- Amazon 売れ筋ランキング: - 109,839位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 10位テレビ東京系の本
- - 207位ビジネス人物伝 (本)
- - 6,251位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1952年長崎県生まれ。
七六年『限りなく透明に近いブルー』で第七五回芥川賞受賞。『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、『半島を出よ』では野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。『トパーズ』『KYOKO』で映画監督も務めた。最新作は『新 13歳のハローワーク』『13歳の進路』。日本の金融・政治経済の問題を考える メールマガジン『JMM』を主宰し、経済トーク番組『カンブリア宮殿』(テレビ東京)のホストも務める。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2008年10月8日に日本でレビュー済み
冷静な分析力と、好き嫌いが激しい性格を併せ持つ著者が
これまたクセのある様々な経済界の人たちと行った対談集
沢山の人を味方につけ、成功を重ねてきた経済界の人たちだけあって
その人たちの口から出る成功の秘訣は非常に分かりやすく、
また、ためになるものばかりです
仕事のできる方というのは、相手のレベルを想定しながらわかるように説明できる(P81)
勝利の女神をどうやって味方につけるかを考えればいいんだ(P102)
1個、2個は誰にでもできる。何億個と同じものができて初めてできたといえる(P113)
迷っている人の話を聞いている暇がないんですよ。楽しい話をしたいんで(P197)
面白いのは、それぞれの対談の感想として
著者自身がまとめた2ページ程度の「ひとりごと」
同郷の人を賞賛したり、作家と経済人の違いにため息をついたり..
経済界とは無縁の−素のままの−「村上龍」を、身近に感じることができるのも
この本の一つの楽しみ方だと思います
これまたクセのある様々な経済界の人たちと行った対談集
沢山の人を味方につけ、成功を重ねてきた経済界の人たちだけあって
その人たちの口から出る成功の秘訣は非常に分かりやすく、
また、ためになるものばかりです
仕事のできる方というのは、相手のレベルを想定しながらわかるように説明できる(P81)
勝利の女神をどうやって味方につけるかを考えればいいんだ(P102)
1個、2個は誰にでもできる。何億個と同じものができて初めてできたといえる(P113)
迷っている人の話を聞いている暇がないんですよ。楽しい話をしたいんで(P197)
面白いのは、それぞれの対談の感想として
著者自身がまとめた2ページ程度の「ひとりごと」
同郷の人を賞賛したり、作家と経済人の違いにため息をついたり..
経済界とは無縁の−素のままの−「村上龍」を、身近に感じることができるのも
この本の一つの楽しみ方だと思います
2009年4月22日に日本でレビュー済み
テレビが好きで本も買いました。
自分の職業とは違う分野の仕事をされて居る方の言葉を自分の立場に置き換えてみるとなにか違った感覚になります。
自分の職業とは違う分野の仕事をされて居る方の言葉を自分の立場に置き換えてみるとなにか違った感覚になります。
2009年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全出演者?を書くと、
トヨタ 張 富士夫さん
岡野工業 岡野 雅行さん
ミクシィ 笹原 健治さん
はてな 近藤 淳也さん
SBIホールディングス 北尾 吉孝さん
ワタミ 渡邊 美樹さん
縄文アソシエイツ 吉田 英明さん
ホリプロ 堀 威夫さん
ピーチ・ジョン 野口 美佳さん
H.I.S 澤田 秀雄さん
ライブドア 平松 庚三さん
樹研工業 松浦 元男さん
男前豆腐店 伊藤 信吾さん
ソフトブレーン 宋 文洲さん
京セラ 稲盛 和夫さん
ヨシダグループ 吉田 潤喜さん
ジャパネットたかた 高田 明さん
サマンサタバサ 寺田 和正さん
ホンダ 福井 威夫さん
日本マクドナルド 原田 泳幸さん
全日空 大橋 洋治さん
花王 後藤 卓也さん
と、経済界を語る上では欠かせない皆さんが出ています。
内容は皆さんが書いておりますので、そちらを参照下さい。
トヨタ 張 富士夫さん
岡野工業 岡野 雅行さん
ミクシィ 笹原 健治さん
はてな 近藤 淳也さん
SBIホールディングス 北尾 吉孝さん
ワタミ 渡邊 美樹さん
縄文アソシエイツ 吉田 英明さん
ホリプロ 堀 威夫さん
ピーチ・ジョン 野口 美佳さん
H.I.S 澤田 秀雄さん
ライブドア 平松 庚三さん
樹研工業 松浦 元男さん
男前豆腐店 伊藤 信吾さん
ソフトブレーン 宋 文洲さん
京セラ 稲盛 和夫さん
ヨシダグループ 吉田 潤喜さん
ジャパネットたかた 高田 明さん
サマンサタバサ 寺田 和正さん
ホンダ 福井 威夫さん
日本マクドナルド 原田 泳幸さん
全日空 大橋 洋治さん
花王 後藤 卓也さん
と、経済界を語る上では欠かせない皆さんが出ています。
内容は皆さんが書いておりますので、そちらを参照下さい。
2018年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
経営者一人一人が素晴らしい人ばかり。ここに出てくる方は取り上げられるだけのものを持っていると感心して読んでいる。
2016年7月15日に日本でレビュー済み
村上が,各分野の成功者から,いい話,いい言葉を引き出そうとしてやっているかのようなTV番組の中から,まさにそのいい話,いい言葉の部分を特にピックアップして纏めたものが本書.
▼
「改善をやらないで,素人の自分でもこれだけできるというお前の心根は,労働強化を強いるものだ」(p.11)
成長の過程で自信をつける(p.14)
「改善」したら,本当に改善できているか見に行け(p.20)
「付加価値を生まないものは全部ムダ」(p.22)
▼
「今の車の基本はベンツが作った.今後百年続くであろう燃料電池車の基本は我々が作るんだ」(p.33)
「マスキー法をクリアできていないという点では各社同一.だからチャンスだ」(p.35)
▼
三勿三行.「怒らず,恐れず,悲しまず」「誠意,正直,愉快」(p.49)
▼
社員食堂で一緒に列に並んで,社員と対話しながら食事する社長(p.68)
▼
仕事ができる人というのは,説明能力の高い人(p.81)
▼
同種のものが沢山出てきて,しかも全部戦略が同じだと飽きられる(p.96)
山口百恵引退を「どう災い転じて福となすか」と考えた(p.97)
▼
「何十万個,何億個と同じ物ができなかったら,できたという意味には入らない」(p.113)
「日本の会社はハイテクのほうは進んでいるが,メカニカルなもののほうは相当遅れている」(p.119)
社員の誰かが欠勤したときには,残る社員全員で豪華な昼食を食べに行き,それを欠勤して社員に自慢することで,絶対に欠勤なんかしないぞと思わせる(p.123) (社員同士で示し合わせ,持ち回りで欠勤して,豪華な昼食をゲットするようになったらどうするんだろう?とも思うが)
▼
「小売の売上が1%もダウンしていて,商業地の地価が上がるのは経済原則としてありえない.だからこれは架空だ」(p.131)
「60を過ぎた経営者は,とかく江戸城を経営しがち.やたらいろいろな慣習を持ってくる.若い社員と合うわけがない」(p.133)
▼
「ここを乗り越えなければ,たとえ転職したって同じ」(p.163)
科学的な努力の継続(p.173)
▼
「明るいとチャンスは来る」(p.235)
▼
徹底した自前主義のジャパネット(p.259)
▼
「部下を雇うときの条件は2つ.その分野で僕よりずっと優れていること.必要なときにノーと言ってくれること」(p.282)
▼
政治関連の村上の著書に特徴的なツッコミ不足が,本書でも残念ながら散見.
例えばミクシィ社長の項.
番組収録後,株式上場後の迷走ぶりから考えるに,本書で述べられている彼の発言は,キレイごとしか言っていない感が強いが,村上は殆どイエスマン.
▼
また,「成功者?」と思えるような登場人物も多し.
「成功者」も枯渇しているらしい.
▼
カーネギー等,定番の「成功者モノ」の著作を一通り読み漁った人なら.
【関心率6.180%:全ページ中,手元に残したいページがどれだけあるかの割合.当方の価値観基準】
▼
「改善をやらないで,素人の自分でもこれだけできるというお前の心根は,労働強化を強いるものだ」(p.11)
成長の過程で自信をつける(p.14)
「改善」したら,本当に改善できているか見に行け(p.20)
「付加価値を生まないものは全部ムダ」(p.22)
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「今の車の基本はベンツが作った.今後百年続くであろう燃料電池車の基本は我々が作るんだ」(p.33)
「マスキー法をクリアできていないという点では各社同一.だからチャンスだ」(p.35)
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三勿三行.「怒らず,恐れず,悲しまず」「誠意,正直,愉快」(p.49)
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社員食堂で一緒に列に並んで,社員と対話しながら食事する社長(p.68)
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仕事ができる人というのは,説明能力の高い人(p.81)
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同種のものが沢山出てきて,しかも全部戦略が同じだと飽きられる(p.96)
山口百恵引退を「どう災い転じて福となすか」と考えた(p.97)
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「何十万個,何億個と同じ物ができなかったら,できたという意味には入らない」(p.113)
「日本の会社はハイテクのほうは進んでいるが,メカニカルなもののほうは相当遅れている」(p.119)
社員の誰かが欠勤したときには,残る社員全員で豪華な昼食を食べに行き,それを欠勤して社員に自慢することで,絶対に欠勤なんかしないぞと思わせる(p.123) (社員同士で示し合わせ,持ち回りで欠勤して,豪華な昼食をゲットするようになったらどうするんだろう?とも思うが)
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「小売の売上が1%もダウンしていて,商業地の地価が上がるのは経済原則としてありえない.だからこれは架空だ」(p.131)
「60を過ぎた経営者は,とかく江戸城を経営しがち.やたらいろいろな慣習を持ってくる.若い社員と合うわけがない」(p.133)
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「ここを乗り越えなければ,たとえ転職したって同じ」(p.163)
科学的な努力の継続(p.173)
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「明るいとチャンスは来る」(p.235)
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徹底した自前主義のジャパネット(p.259)
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「部下を雇うときの条件は2つ.その分野で僕よりずっと優れていること.必要なときにノーと言ってくれること」(p.282)
▼
政治関連の村上の著書に特徴的なツッコミ不足が,本書でも残念ながら散見.
例えばミクシィ社長の項.
番組収録後,株式上場後の迷走ぶりから考えるに,本書で述べられている彼の発言は,キレイごとしか言っていない感が強いが,村上は殆どイエスマン.
▼
また,「成功者?」と思えるような登場人物も多し.
「成功者」も枯渇しているらしい.
▼
カーネギー等,定番の「成功者モノ」の著作を一通り読み漁った人なら.
【関心率6.180%:全ページ中,手元に残したいページがどれだけあるかの割合.当方の価値観基準】
2013年6月26日に日本でレビュー済み
テレビで見逃したところが読めるのでとてもいいです。カンブリア宮殿はこちらでは不定期で入ってますので。
2008年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
それぞれの経営者の話が参考になるのはもちろん、各経営者に対する
村上龍のコラムがまた面白い。
ある特定の人物の自伝や伝記には無い良さがこの本にはあります。
それは複数の人物を横断的に見ることにより、現代社会で成功する要因を
抽出し一般化することができる点です。
村上氏がそういう視点でこの本を執筆しているので、番組とはまた違った
見方ができるのではないかと思います。
例えば、経営者に必要な資質として挙げられている「明るい」「ポジティブ」
という言葉の定義や、「科学的な努力の継続」の必要性など、村上氏ならではの
鋭い考察が多く、とても参考になりました。
村上龍のコラムがまた面白い。
ある特定の人物の自伝や伝記には無い良さがこの本にはあります。
それは複数の人物を横断的に見ることにより、現代社会で成功する要因を
抽出し一般化することができる点です。
村上氏がそういう視点でこの本を執筆しているので、番組とはまた違った
見方ができるのではないかと思います。
例えば、経営者に必要な資質として挙げられている「明るい」「ポジティブ」
という言葉の定義や、「科学的な努力の継続」の必要性など、村上氏ならではの
鋭い考察が多く、とても参考になりました。