Amazonレビュー
7異常なほどにヒットした前作『氷の世界』に続いて、1974年に発表した5作目だ。
ツェッペリンとスティーヴィー・ワンダーが共演した『悪魔を憐れむ歌』のような、重くドライヴする<2>。普通すぎる生活を描くことにより、逆に強烈なニヒリズムをにじみださせた、隠れた人気曲にして名曲のシャッフル<6>。かまやつひろしにカヴァーされた、明朗なようなそうでないような<11>。ほかゲゲゲの鬼太郎のようなタイトル曲<8>など、力作ぞろいの傑作アルバムだ。(麻路 稔)
メディア掲載レビューほか
〈井上陽水オリジナル・アルバム・紙ジャケット・コレクション〉発売当時のオリジナル・ジャケット/帯を忠実に再現した1974年10月にリリースのロサンゼルス・レコーディング・アルバム。「月が笑う」「ゼンマイじかけのカブト虫」他、全12曲を収録。 (C)RS