浦和を勝ち急がせたことの功罪(今の浦和がどんな状況かはおわかりですね),秋春制への異常とも思えるこだわり=欧州ができて何故日本でできない?→論理の矛盾をみなさん感じません?
という先入観を持ちながら読みました。
言ってることはいちいちごもっともです。
一読の価値はあります。というかお勧めです。
必要なのは,サッカー番長S氏のシステム論に対して【これだよ!】と全肯定したようなスタンスではなく(受け売りが多くて話してても疲れるんです)しっかりと【そうなのかな?】と反芻しながら読む姿勢ですね。

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今日、有効な戦術が 明日、通じるとは限らない FIFAワールドカップ・ベスト4への常勝ミッション (宝島社新書) (宝島社新書 288) 新書 – 2009/5/9
犬飼 基昭
(著)
日本サッカー協会会長・犬飼基昭氏が、日本サッカーの過去、現在、そして未来を提示します。
プレーヤーとして戦った経験、ビジネスマンとして国内外で活躍した実績、浦和レッズをビッククラブに育て上げた手腕など、著者の功績は大きいものです。
そして今、日本サッカー界のトップとなり、今後どうサッカー界を牽引して行くのかが大いに注目されています。
本書では、「日本らしいサッカー」を目指し、日本代表チームをどう進化させ、強化するかなどのビジョンをはじめ、
Jリーグ・シーズン移行の意義や社会におけるスポーツのあり方なども存分に語っていただき、サッカーファンはもちろん多くの人たちが興味深く読める内容です!
プレーヤーとして戦った経験、ビジネスマンとして国内外で活躍した実績、浦和レッズをビッククラブに育て上げた手腕など、著者の功績は大きいものです。
そして今、日本サッカー界のトップとなり、今後どうサッカー界を牽引して行くのかが大いに注目されています。
本書では、「日本らしいサッカー」を目指し、日本代表チームをどう進化させ、強化するかなどのビジョンをはじめ、
Jリーグ・シーズン移行の意義や社会におけるスポーツのあり方なども存分に語っていただき、サッカーファンはもちろん多くの人たちが興味深く読める内容です!
- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社宝島社
- 発売日2009/5/9
- ISBN-104796666303
- ISBN-13978-4796666305
商品の説明
著者について
1942年7月5日生まれ。埼玉県浦和市(現・さいたま市)出身。
慶應義塾大学卒業後、65年三菱重工業株式会社入社。
三菱自動車工業海外本部欧州部長、欧州三菱自動車工業社長、三菱自動車工業常務執行役員などを経て、
02年より06年7月まで株式会社三菱自動車フットボールクラブ(浦和レッズ)社長を務める。
06年より社団法人日本プロサッカーリーグ専務理事、08年7月12日より財団法人日本サッカー協会会長に就任。
慶應義塾大学卒業後、65年三菱重工業株式会社入社。
三菱自動車工業海外本部欧州部長、欧州三菱自動車工業社長、三菱自動車工業常務執行役員などを経て、
02年より06年7月まで株式会社三菱自動車フットボールクラブ(浦和レッズ)社長を務める。
06年より社団法人日本プロサッカーリーグ専務理事、08年7月12日より財団法人日本サッカー協会会長に就任。
登録情報
- 出版社 : 宝島社 (2009/5/9)
- 発売日 : 2009/5/9
- 言語 : 日本語
- 新書 : 222ページ
- ISBN-10 : 4796666303
- ISBN-13 : 978-4796666305
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,559,655位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年6月9日に日本でレビュー済み
なかば、自らの半生と自身の指揮するサッカー協会のPRみたいな感じがしないでもないが、サッカー協会の改革の方向性や描く将来像を手っ取り早く理解するには本書が一番早そうだ。一番アンチ犬飼を増やした元凶ではないかと思う、シーズン制移行も最後でやっぱり取り上げげられている。
とはいえ、今まで寒いから秋春制はよくないと思っていたのだが、本書で著者が「ヨーロッパは真冬の雪の中サッカーやってんだ」というのを読むと、「秋春でもいいのかな」なんて感じもしてしまう。私はサッカーの国際大会のスケジュールには詳しくないが、一番同感だと思ったのが、春夏だとプロ野球のシーズンがかぶり、メディアの露出が少ない、ということだ。シーズン移行の是非はともかく、野球のオフシーズンに開催されれば、スポーツメディアの主役がサッカーに移るのは確実だろう。
W杯本選出場が濃厚になったこの時点で、著者が本書を出した(しかも失礼ながら格下感のある宝島社の、しかも新書で)真意がよく分からない。なんとしてもシーズン制の理解を求めるのが主眼なのか。よく分からないが、「ファンに伝えたい」というメッセージ性は高く、わかりやすい文章なので、アンチの人も一読する価値があるのではないかと思う。
とはいえ、今まで寒いから秋春制はよくないと思っていたのだが、本書で著者が「ヨーロッパは真冬の雪の中サッカーやってんだ」というのを読むと、「秋春でもいいのかな」なんて感じもしてしまう。私はサッカーの国際大会のスケジュールには詳しくないが、一番同感だと思ったのが、春夏だとプロ野球のシーズンがかぶり、メディアの露出が少ない、ということだ。シーズン移行の是非はともかく、野球のオフシーズンに開催されれば、スポーツメディアの主役がサッカーに移るのは確実だろう。
W杯本選出場が濃厚になったこの時点で、著者が本書を出した(しかも失礼ながら格下感のある宝島社の、しかも新書で)真意がよく分からない。なんとしてもシーズン制の理解を求めるのが主眼なのか。よく分からないが、「ファンに伝えたい」というメッセージ性は高く、わかりやすい文章なので、アンチの人も一読する価値があるのではないかと思う。
2009年6月15日に日本でレビュー済み
「今日、有効な戦術が 明日、通じるとは限らない」
なんでこんなタイトルが採用されてしまったのだろう。
強引な推測をすると、「戦術」の部分はなんにでも置き換えられて、
Jリーグの春秋制やバックパス禁止、ナビスコの年齢制限など、
犬飼会長が実行しようとしている施策が未来を見据えたプロジェクトの
一つなのだ、というメッセージが込められているのではないか。
なんにせよ、彼が日本サッカー界に変革をもたらそうとしていることは分かる。
そして、本書には彼の思いが込められている。
純粋にサッカーが好きだし、日本サッカーの酸いも甘いも知っている人なんだなと感じた。
ただし、戦術論は語られないし、至極まっとうなことに終始しているので、
日本サッカー協会会長の著書だ!なんて肩ひじは張らずに読むがよし。
会長の評価というのは非常に下しづらく、更に前任者のイメージがいまも色濃く、
"キャプテン"という愚かな肩書とともに残っているのだから、相当きつい。
長く険しい道のりが続くと思うが、どうか著書にあるような
"2020年や2030年に活きる環境"づくりをしていって欲しい。
なんでこんなタイトルが採用されてしまったのだろう。
強引な推測をすると、「戦術」の部分はなんにでも置き換えられて、
Jリーグの春秋制やバックパス禁止、ナビスコの年齢制限など、
犬飼会長が実行しようとしている施策が未来を見据えたプロジェクトの
一つなのだ、というメッセージが込められているのではないか。
なんにせよ、彼が日本サッカー界に変革をもたらそうとしていることは分かる。
そして、本書には彼の思いが込められている。
純粋にサッカーが好きだし、日本サッカーの酸いも甘いも知っている人なんだなと感じた。
ただし、戦術論は語られないし、至極まっとうなことに終始しているので、
日本サッカー協会会長の著書だ!なんて肩ひじは張らずに読むがよし。
会長の評価というのは非常に下しづらく、更に前任者のイメージがいまも色濃く、
"キャプテン"という愚かな肩書とともに残っているのだから、相当きつい。
長く険しい道のりが続くと思うが、どうか著書にあるような
"2020年や2030年に活きる環境"づくりをしていって欲しい。
2009年6月15日に日本でレビュー済み
川渕三郎が固めた足場に「日本サッカー」の柱を打ち立てるために就任した犬飼基昭。社長として浦和レッズを強豪チームに成し遂げた男が日本代表、Jリーグの改革に挑む。育成やシーズン制移行など短期間で簡単に結果が出せるものはない。果たして10年、20年後に思い描くような世界と渡り合う日本サッカーにどれだけ近づけるだろうか。